「バイオリンを習っているけれど、音がかすれる」
という悩みはとても多いです。
音がかすれる。
音が裏返る。
等々、何年練習してもなかなか上達しなくてバイオリンは難しすぎるとやめてしまう。
もしくは、なかなか上達しないので、ムキになって
・長い時間練習して腱鞘炎になったり
・腰に負担をかけてヘルニアになってしまったり
体を痛めてしまうこともあります。
しかし、
- あちこちに力が入ってしまい弓が浮いてかすれた音が出る。
- リラックスしてと言われたから弓を軽く持ったら弓先があちこちフラフラしてしまい弦を上手く振動させられない。
このよう悩みを何年も抱えてる人が多い事!
筆者もどうしたら良い音が出るのか、どうしたら上達するのかと悩み、何年も毎日8時間10時間練習した時期もあります。
色々な先生を探し、往復6時間くらいかけてレッスンへ通っていた時期もあります。
もしくは、マスタークラスを受けたり見学したり。
最終的にはバイオリンレッスンを受けるためにヨーロッパまで来ました!
プロのような音の出し方
バイオリン上達のために、色々な先生を訪ねてレッスンを受け、ヨーロッパまで来て時間もコストもかなりかけて辿り着いた結論は、
バイオリンでプロのような良い音を出すには、コツさえつかめれば意外とシンプルということ。
- 力で弾こうとしないこと。
- 弓のバランスをいかに保つか。
- 練習の時にどの目的を達成したくて練習しているかを考えて練習すること。
間違えた練習をしていたら、何千時間練習しても上達しない楽器です。
長時間練習するのではなく、正しい練習方法で必要なだけ練習すれば上達します。
バイオリンでプロのような良い音を出すには、バイオリンを響かせればいいのです。
ポイントは、リラックスとバランス。
※リラックスとバランスを取るには、楽器の構え方、弓の持ち方も影響してきます。
分かってしまうと案外簡単な事なのです。
しかし、どうしたらバイオリンが上達するか、どうしたらプロのような良い音が出るのかという答えに辿り着く着くまでにかなりの時間を要する人がとても多です。
バイオリンが難しくなる理由の一つ
バイオリンで良い音を出すのに時間がかかる理由の一つは、
「幼児期から始める楽器なので、弾く事は教わっても教え方を教わっていない先生が多い」
なので、どう教えたらいいか分からないという先生がいらっしゃるのが現実です。
教えるという事は、言葉にして分かりやすく説明する必要があります。
しかし、なんとなく弾けてしまった先生の場合、
・どうして弾けないのかが分からない
・どう説明したら良い音を出せるかが説明出来ない
等々、曖昧な伝え方で伝言ゲームのように先生と生徒間で誤解が生ずることが多々あります。
そして、その生徒が先生になりまた生徒に教えるのですが、そこでも誤解が生じます。
更に、弓の持ち方、ボーイング、曲の弾き方などは時代とともに変わっています。
筆者が日本で習った弓の持ち方はヨーロッパでは既に古いと言われてしまいました。
曲の弾き方も20年前とは現在の流行が変わっています。
しかし、情報をアップデート出来ていなかったりという事も起こっています。
バイオリンでプロのような音を出すには
バイオリンで良い音を出す一番の近道は、とにかくバイオリンの弾き方を上手に教えられる、バイオリンで良い音を出す事を教えられる先生を探こと。
そして、どうしたら良い音が出るかを知り、正しい身体の動かし方を習得する練習をすることです。
バイオリンの上達は先生、練習次第で目的地に最短距離で到着も出来ますし、遠回りして迷子になってしまう事もあります。
バイオリン講座
SHIHOバイオリンアカデミーでは、音程を取れるようになる左手の鍛え方。
プロのような音の出し方をするボーイング練習方法を文章と動画で解説しています。
バイオリン練習の基本的な考え方が分かれば後はコツコツと左手・右手を鍛えるだけです。
なので、バイオリンの基礎をどう鍛えて良いか分からない方、是非基礎講座を受講してください!
バイオリンを習う時、バイオリン教室・先生探しはとても重要です。 何故なら、教え方が上手な先生の生徒さんは、教えられた通りに毎日練習すれば、上達するからです。 では、どうやって良いバイオリン教室や先生を選んだら[…]