曲を練習しているけれど、なんだか上手に聞こえない!
音程が安定しない! ボーイングが安定しない!
出来ない問題を解決してくれる重要な一つが、練習曲です。
曲を弾く時、楽譜を見るとアクセントやレガート、スタカートなど、色々な事が書いてあり、楽譜に書いてある通りに弾いていくと大体の形が出来上がるようになっています。
ところが、アクセントと書いてあってもハッキリとした音で弾けなかったり、レガートなのに音と音が滑らかにつながらない!
これらは、練習曲で一つ一つ練習していき、アクセントの弾き方、スタッカートの弾き方を理解し、曲の中で使っていくとメリハリのある上手な演奏になります。
練習曲は効果的な練習方法で練習すると、技術が本当に上達しますので、上達したい場合、少しだけでも毎日の練習に取り入れることをおすすめします!
避けて通れない練習曲
初中級編
クロイツェル42の練習曲は、バイオリンの技術の向上に優れた練習が沢山入っているので、長い間世界で愛用されている練習曲の一つです。
後半は重音の練習が出てきますが、前半はポジションチェンジを練習したらどんどん挑戦して欲しい練習曲ばかりです。
ポジションチェンジをしたばかりで難しいという方は、数小節だけでもいいので正確に練習すると、ポジションチェンジ、レガート、アクセントの弾き方などが驚くほど上達します。
しかし、練習曲をただ弾いているだけでは上達しないので、各練習曲ではどんな練習をしたら良いか、
そして、アクセントの練習なら、どうやったら綺麗なアクセントで弾けるかを知り、出来るようになる練習を続ける事で、少しずつ出来るようになってきます。
クロイツェルは弾いているだけでは上達しませんので、何のための練習をしているかを考え、目的を持って練習をすると上達します。
クロイツェルで特に練習したい曲
クロイツェル42の練習曲は、本当に良く出来ていて、何度も何度も練習します。
しっかりとした基礎をかためるために本当におすすめな数曲をリストアップしてあります。
この数曲の弾き方(技術)をマスターするだけでもかなりのレベルアップになるので、練習に取り入れてください!
中級編
ドントOp.35の練習曲は、和音の手の形、ハイポジションのポジションチェンジ、10度、フラジオレット、リコッシェ、、、ボーイング、左手の色々なテクニックが学べます。
この練習曲も練習すればするほど技術が上達して難しい曲も弾きやすくなります。
但し、ドントも出来るようになる練習方法を知る必要がありますので、ただ単に弾くだけでは上達しません。
出来るようになる練習方法を習う、もしくは、研究して出来るように練習する事が大切です。
※ドントの練習曲は全て練習して欲しいのでおすすめ番号は書きません。