上手なバイオリニストは、ポジションチェンジをした時のシフティングの音が聞こえません!
一方、上手でな人は、ポジションチェンジをするたびに、わざとではないのにポルタメントが入ったり、音程を外したり、、、。
上手にポジションチェンジを出来るようになるには、毎日自分の音をよく音を聞き、左手、右手の動きを鍛えていかなければなりません。
ここでは、ポジションチェンジの日々の練習におすすめ教本をご紹介します。
【ポジションチェンジのための】おすすめバイオリン教本
シェフチーク(セブシック)のポジションチェンジ教本
多くの人に愛用されているシェフチーク(セヴシック)のポジションチェンジ教本。
第1ポジションから第2ポジション、第2ポジションから第3ポジション、、、第6ポジションまで上がる練習から始め、第1ポジションから第3ポジションへ上がる練習、第1ポジションから第5ポジションへ上がる練習、最後には第1ポジションから第8ポジションへ上がる練習と少しずつポジションチェンジの幅が広くなるようにまとめられています。
曲の中でポジションチェンジが出てくると、曲想や音色、スラーかスタッカートか等々色々な事を考えないといけないので気が散ってしまいポジションチェンジが上手く出来なかったり、ポジションチェンジに気を取られて他の事がおろそかになってしまったりします。
なので、この教本でポジションチェンジだけを練習することで、脱力、ポジションチェンジをする時、ポジションチェンジ上がった時の手の形を気を付けるなど、ポジションチェンジの時に気を付けることだけに集中出来るので、曲の中でポジションチェンジを練習するよりも早く確実にポジションチェンジが習得できるようになります。
音階教本その他
バイオリン上達の近道は、1つの事、例えば、ポジションチェンジを練習する時に、1つの練習だけで習得しようとするのではなく、色々な練習をし、多くの事からヒントを得ることです。
例えば、第1ポジションから第3ポジションへのシフティングの練習をする時、始めは第1ポジションチェンジから第3ポジションチェンジを練習しますが、それだけをひたすら勉強するのではなく、少しずつ他のポジションチェンジ練習も増やしていく中で第1ポジションから第3ポジションへの移動がスムーズに出来るようになります。
そして、教本もシェフチークのポジションチェンジ教本だけでなく、音階、重音練習の教本にもポジションチェンジ練習が出てくるので、これらをバランスよく毎日少しずつ練習することが重要です。
小野アンナ音階教本には簡単なポジションチェンジ練習が載っています。
手の形が綺麗に整う優秀教材
【ポジションチェンジのための】おすすめバイオリン教本まとめ
なかなかポジションチェンジが上手く出来なくても、毎日少しずつ練習すると少しずつポジションチェンジのコツ、体の使い方が分かってきます。
練習してもなかなか出来ないと、「自分はバイオリンには向いていないのでは?」と思ってしまうこともありますが、ポジションチェンジは正しい練習をすれば誰でも出来ますので、頑張って練習してくださいね!
バイオリン練習では色々な教本を使うと効果的に上達できます。 ここでは、自由自在にボーイングを操れるようにするためにおすすめ教本をご紹介します。 ボーイングのためのおすすめバイオリン教本 シェフチーク OP2 レガート、スタッカー[…]