バイオリン上達に欠かせない練習方法

バイオリンの練習をしているのに、上手くならないという場合、

上手くならない原因を取り除く必要があります。

バイオリンが上手な子の多くは

質の良い練習をしている。
バイオリンの基礎がある程度出来ている。
毎日何時間も練習している。
曲だけでなく、音階、シェフチークやセブシック、クロイツェル・ドントなどの練習曲などテクニックを鍛える練習もしている。

等など、、、

これらを一つ一つ実行していくと、確実にバイオリンが上達します！

今回は、質の良い練習の中のひとつ、練習に欠かせないメトロノームについて書いておきます。

この記事は、こんな方におすすめです。

バイオリンの練習にメトロノームを使っていない。
バイオリンの練習の仕方が分からない。
メトロノームをどう使ったらいいか分からない。
曲を弾く時に走ると良く言われる。
曲を弾いた時に、歌い方が独りよがりだと言われてしまった。等々

1 バイオリン練習に欠かせないメトロノーム
- 1.1 メトロノームの効果的な使い方
2 おすすめメトロノーム
- 2.1 携帯用メトロノーム
- 2.2 自宅用メトロノーム
  - 2.2.1 電子音が気にならなければ
  - 2.2.2 自宅用に１台あると便利
    - 2.2.2.1 ウィットナーメトロノームデザイナーシリーズウォルナット・エフェクト 855001
    - 2.2.2.2 ウィットナーメトロノーム 838 　ピッコロ
3 バイオリン上達に欠かせない練習方法のまとめ

バイオリン練習に欠かせないメトロノーム

バイオリンの練習時にとても便利なメトロノーム。

ピアノを習っている子は意外と使っているのですが、何故かバイオリンを習っている子はメトロノームを使う習慣がついていない子が多い気がします。

しかし、人の感覚とは意外といい加減で、変な所で音符を伸ばしていたり、特に難しい部分ではテンポが勝手に遅くなり、簡単な所ではテンポが勝手に速くなります！

そして、自分が気が付かないところで指が回らず走ってしまっているというのも良くあることです。

なので、普段の練習から必要に応じてメトロノームを使うべきですし、曲を綺麗に仕上げるには、メトロノームを使った練習を取り入れる必要があります。

メトロノームの効果的な使い方

音階

音階の練習は、初めはゆっくりと楽器の響きを聞きながらスラーなしで練習しますが、音程が取れるようになってきたら、速度を上げるためにメトロノームで少しずつ正確に速くしていく必要があります。

音階でメトロノームを使う事で、指で確実にテンポを取れるようになりますよ！

速度を上げたい時に使う

なかなか指が回らない、早く動いてくれない、正確に動かせないという人におすすめなのが、メトロノームの速さを少しずつ上げていく方法です。

ジュラディックやシェフチーク、曲や練習曲でも、速度を上げたい時にはゆっくりのテンポから一定の速さずつメトロノームの速さを上げていくと、だんだんと指がメトロノームの速さに慣れてきます！

曲の中の速いパッセージを綺麗にする時に使う

16音符や32分音符が出てくると、上手な人の演奏は音符の粒が綺麗に揃っています。

しかし、上手に聞こえない人の演奏というのは、細かい音符の粒がいびつという事が多いです。

お料理に例えると、クッキーを焼いた時、見た目が綺麗に揃っているクッキーと、大きさや厚さが全部違うクッキーという感じです。

クッキーなら美味しければいいと言われてしまうかもしれませんが、一流店のクッキーは全て綺麗に整っているので、上手な子とそうでない子の違いの一つには、正確さもあります。

苦手な部分で遅くなってしまう時の修正に使う

難しいパッセージがあると、難しい音を取る時に遅くなってしまったり、簡単な所は速く弾いていたりすることがあります。

難しい部分は、メトロノームの速さをゆっくりし、少しずつテンポを上げて難しい部分でテンポが遅くなったりしないように何度も練習すると、苦手な部分で遅くなることなく弾けるようになります。