バイオリンの発表会で映えるおすすめの曲をリストアップしました。
今回はポジションチェンジを習った初中・中級編です。
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サードポジションチェンジを習ったら弾ける曲
モーツアルト メヌエット D K64.
3ポジションへの移動が出てきますが、速い曲ではないので、小さいお子さんも、大人も楽しく弾けます。
ゆっくりな曲はビブラートやボーイングが上手でないと聞き映えしないので、これくらい動きがある曲だとビブラートがあまり出来なくてもボーイングが上手でなくてもカバーできます。
有名な曲なので、観客も喜ぶ1曲です。
- 鈴木の教本3巻から4巻くらいのレベルで弾けます。
モーツアルトのメヌエットK64の楽譜
モーツアルトのメヌエットK64の他、モンティのチャールダーシュ、ブラームスのハンガリー舞曲など、発表会で映える小品の中から選ばれた31曲。
有名な曲が沢山掲載されているので、ポジションチェンジを習ったら家に置いて少しずつ練習したい1冊です。
意外と簡単だけど聞き映えのする曲
パガニーニ ソナタ Sonata in A Major Opus Posthumus for Violin & Piano
綺麗なメロディーのテーマとバリエーションにはスピッカートやスタッカート、左手のピッツィカートが出てきたりとパガニーニらしい曲です。
初めての左手のピッツィカートの練習も楽しく出来る曲です。
- 鈴木の教本4、5巻くらいのレベルで弾けます。
ポジションチェンジに慣れたら挑戦したい曲
モーレンハウエル Fantasia – The Boy Paganini
5ポジションやフラジオレット、左手のピッツィカートが出てきますが、楽しい曲なので子供は喜んでフラジオレットやピッツィカートを習得できる曲です。
5ポジションは楽器ボディーの所なので比較的簡単に取れるポジションです。
- 鈴木のバイオリン教本4、5巻くらいのレベルで弾けます。
モーレンハウエル Fantasia – The Boy Paganiniの楽譜
指が軽快に動くようになったら弾きたい曲
鈴木バイオリン教本の6巻、新しいバイオリン教本3巻に出てくるフィオッコのアレグロ。
ヨーロッパではコンクールでも定番の一曲です。
左手を柔らかく脱力して弾く良い勉強になります。
- 鈴木教本の6巻に出てきます。
フィオッコ・アレグロの楽譜
少し長い曲が弾けるようになったら挑戦したい曲
アッコーライ コンチェルト a minor
約7-8分なので、少し長い曲が弾けるようになったらおすすめのコンチェルトです。
数か所6ポジションが出てきますが、5ポジションは楽器のボディーの所と覚えれば比較的弾きやすい曲です。
ボーイングやリズムの練習に良い1曲です。
- 鈴木バイオリン教本の6、7巻くらいのレベルで弾けます。
アッコーライの協奏曲の楽譜
【新しいヴァイオリン教本4巻】に掲載されています。
新しいヴァイオリン教本とは
兎束 龍夫、篠崎 弘嗣、鷲見 三郎氏が編集し、50年以上日本で愛用されてきたヴァイオリン教本です。
編集にあたった3名はヴァイオリンを習っている人で知らない人はいないというほど有名で、桐朋学園大学、東京藝術大学名誉教授、武蔵野音楽大学など有名大学で教鞭を執った他、全日本学生音楽コンクールや日本音楽コンクールなど国内主要コンクールのほか、ロン=ティボー、パガニーニ、チャイコフスキー、カール・フレッシュなどの国際コンクールの審査員も務める等、ヴァイオリン教育を知り尽くした3名が編集た教本です。
まとめ
発表会で弾く曲はいつもより長く練習するので、弾いていて楽しい曲を選曲してくださいね。
初級や初中級ではゆっくり歌う曲よりも少し動きがある曲のほうが聞き映えします。