バイオリンを習い始めて少し弾けてくると、憧れるのがビブラート。
子供はビブラートをかけたくなると、見様見真似でビブラートをかけはじめます。
「やりたい」という気持ちを潰してはいけないので、変な動きをしているなと思っても筆者はダメ出しはしません。
しかし、綺麗なビブラートをかけるには、時期を見てビブラートの練習を取り入れることが大事です。
ビブラートを練習する時期は?
ビブラートを上手にかけるには、
手首の柔らかさ、
親指の柔らかさが必要です。
なので、ビブラートの練習を始めるのは、ポジションチェンジを習ってポジションチェンジがスムーズに出来るようになったらです。
バイオリン教本でポジションチェンジが出てくる巻は?
ビブラートの練習をはじめる目安として、日本でよく使われている教本のポジションチェンジが出てくる時期を書いておきます。
スズキメソードの教本では、3巻からポジションチェンジが出てきます。
篠崎バイオリン教本では2巻でポジションチェンジが出てきます。
白い教本では3巻でポジションチェンジが出てきます。
やりたい気持ちがあり、ポジションチェンジ前にビブラートをかけていても構いません。
しかし、ポジションチェンジが出来るようになったら、メトロノームを使ってビブラートの練習をし、正確にビブラートをかけられるようにすることをおすすめしています。
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