バイオリンを練習しているけれど、音程が悪いと言われる。
思うように音程が取れない。
そんな時はシェフチークで綺麗な左手を作ることも大切ですが、音階練習が効果的です。
バイオリンで音程が悪い理由
バイオリンで音程が悪い時には下記の理由があります。
・左手の音程感覚が鍛えられていない
・曲を弾く時に曲の調の音程で弾けていない
左手が鍛えられていない場合、シェフチークOp.1-1で左手を毎日少しずつ鍛えてください。
何年も弾いていて、大体の音程は取れるのに微妙に音程が合わない。
そんな時には、弾いている曲の調の音程で音程を取れていない事が結構あります。
バイオリンは導音を少し高めに取ったり、短調の曲では第3音を少し低めに取って短調を強調したり。
和音を取る時にも綺麗な響きで弾くには微妙に音程を調整して取っています。
微妙な音程感覚は色々な調の音階を何度も練習する事で調感覚が身に付くので、毎日の練習に色々な調の音階練習を取り入れてください。
音階導入編
有名な音階教本、小野アンナ著の音階は導入としては少し難しいので、使っている教本の1巻に載っている1オクターブの音階から始め、新しい教本2,3巻に載っている音階へ進み少しずつ色々な調を練習します。
音階練習の注意
まずは指が正しい音程の所へ落とせるようにゆっくり練習します。
正しい音程の位置へ指が落とせるようになったら、少しずつ速くしていきます。
※音程はピアノやチューナーで確かめずに前後の音程をよく聞く、音が分からなければ、前後の全音か半音かで指の間隔で練習するか、先生など音程が分かる人に聞いてもらうことをおすすめします。
ピアノで合わせていると何調を弾いているのか分からないような演奏になってしまう事が多いので注意しましょう。
音階中級編
一生使える音階教本
カールフレッシュの音階教本を制覇すれば大体のコンチェルトは弾けると言われている音階教本。
海外では稀に他の音階教本を使っていたりしますが、カールフレッシュをしっかりと練習しておけば、他の音階教本に慣れるのはすぐです。