バイオリンを何年、何十年と練習しているけれどなかなか上達しない。
- 上手くなっている気がするけれど、良い音が出ない。
- ビブラートが出来ない。
- 音程が取れない。
- ポジション移動がスムーズに出来ない。
このような悩みを多くの人が抱えています。
筆者もバイオリンがなかなかうまく弾けずに何年も悩んだ一人です。
バイオリンが上達しない人というのは、大体
- 自分にはバイオリンを弾くセンスがないからバイオリンが上手く弾けない。
- 壁にぶつかっていて、どう乗り越えたら良いか分からない。
- 練習時間が足りないからバイオリンが上達しない。
このように、自分が悪いと思ってしまう事が多いです。
バイオリンを教え始めて思った事は、バイオリンは正しい練習を必要なだけ練習をすれば誰でも上達する楽器だということです。
筆者の生徒さんの一人に、先生に「君には才能がないから、バイオリンが上手に弾けない!」「頭が悪いからバイオリンが上手く弾けない!」「練習しないからバイオリンが上達しない」と言われ、先生を転々としてきた中学生の子がいます。
バイオリンが上達しないのは、才能がないからでもなく、センスがない訳でもなく、頭が悪いからでもなく、正しい練習をしていないからです。
先生を転々としてきた中学生の生徒さんに、毎日どのくらい練習出来るかを聞き、練習の仕方、どうしたらバイオリンが上達するかなどを教えたら、ちゃんと練習をするようになりました。
そして、約2年間音階などの基礎練習を徹底することで国際コンクールで入賞出来るほど成長しました。
バイオリンは才能、頭の良さよりも、正しい練習の仕方を知り、正しく毎日練習することが大切です。
バイオリン上達のコツは、出来ない所を取り出し、何故出来ないかを考え解決することです。
正しいバイオリンの練習方法を知ることが上達の近道です。
バイオリンが上手くなり弾きたい曲を弾けるようにするという目的地を決めた時、出来るだけ近い道を探して目的地へ辿り着きたいと思うのが普通です。
しかし、筆者のように遠回りする人が本当に多いです。
どうしたら効率よい練習が出来るか、ヒントをまとめておきますので参考にしてください。
- バイオリン練習【音程が取れない人は音階練習をしよう!】上達への近道シリーズ①
- バイオリンビブラートができない原因を見つけて解決しよう!上達への近道シリーズ②
- バイオリン【プロのような音を出す近道は?】上達への近道シリーズ③
- バイオリン【ポジションチェンジ練習方法】バイオリン上達への近道シリーズ④