バイオリンで音程が取れないのは、左手の形が分かっていないから。
音程を取るコツは、左手の形を整え指の間の間隔を理解すると劇的に音程が良くなります!
音程を劇的に良くする練習方法
左手の手の形を整える練習
シェフチークOp.1 を毎日少しずつ進めて手の形を整えましょう。
1と2をくっつける指の形(1と2が半音)が出来るようになったら、手の形を整えたり、指の間を全音にしたり半音にしたり自由に操れるようになるためによく使われます。
移弦後、ポジションチェンジ後も綺麗な手の形で弾く練習
若い時、ボーイングと音階しか弾かせてもらえなかった時期があると告白している世界的に有名なバイオリニスト達もいるほど大切な音階練習。
「音高や音大の試験にあるから練習している」と、義務感を感じてなんとなく弾いている人も多いのではないでしょうか。
筆者も試験のために面倒だなと思いつつ音階を練習していた一人です。
しかし、音階は試験があるからとイヤイヤ勉強するのではなく、バイオリンの上達のために、音程を正確に取れるように練習をしているので、イヤイヤではなく、音階を練習すると曲の完成度が上がると喜んで練習するべきなのですが、若い頃は全く分かりませんでした。
音階を真面目に勉強してみると分かるのですが、曲の色々な部分に音階とアルペジが出てきます。
毎日の音階練習でしっかりと音程を取る練習、正確なテンポで弾ける練習をしておくと、曲を弾く時に不思議なほど正確な音程で弾けるようになるので、音程が取れない方は是非音階練習に励んでください!
音階練習のポイント
- ゆっくり音程を正確に取ってからメトロノームを使って色々なテンポで弾けるように練習しましょう。
- 手の形を考えて練習しましょう。弾く前に指を用意しておくことがポイントです!
- ゆっくり弾く時でも速く弾く時でも自分の音を良く聞く。※自分の音を聞けない場合、録音して聞くと効果的です。正しい音程を取る練習です、間違えないあためにはどうしたら良いか考えて練習してくださいね。
- 身体の重心、バランスを考えて弾く。バイオリンを弾く事はある意味スポーツ選手と同じで身体をどう使うかでスムーズに正確に弾けるようになります!
初心者向け・1オクターブからの音階教本
中級者からの音階教本
まとめ : 音程を取るコツ、○○練習で劇的に音程改善!
シェフチークOP.1と音階を毎日の練習に取り入れるだけで劇的に音程がよくなります!
練習する時に大切なのは、何を目的に練習するかを考えて練習をすること。
ダラダラと長時間練習せず、練習の目的を考えて効率よくバイオリン練習をしてくださいね!