楽譜の電子化が進み「おすすめな楽譜タブレットはどれですか?」という質問を良く受けるようになりました。
おすすめは楽譜と大体同じ大きさで見る事が出来る12-13インチですが、最近は14インチなど大きなタブレットもあり、頻繁に新しいタブレットが出て来るのでどれが良いか迷ってしまうと思います。
そこで、楽譜タブレットの大きさ、種類、価格を比較してみました。
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楽譜タブレットA4サイズ機種比較
楽譜を見るならA4サイズがおすすめなので、A4サイズとタブレットの大きさを比較した表を作成しました。
タブレットの大きさが大きな順番になっています。
画面の大きさ | 高さ | 幅 | 重さ | 価格 | |
A4サイズ | 297 mm | 210 mm | |||
楽譜 (ヘンレ版) | 310 mm | 235 mm | |||
アイリスオーヤマ | 15.6インチ | 354 mm | 251 mm | 1250g | 約7万円~ |
Galaxy Tab S10 Ultra 2024年 | 14.6 インチ | 326 mm | 219 mm | 718g | 約22万円~ |
Galaxy Tab S8 Ultra タブレット | 14.5 インチ | 326.4 mm | 208.6 mm | 726g | 約17万円~ |
Ipad Pro 第7世代2024年 | 13インチ | 281.6 mm | 215.5 mm | 579g | 約22万円~ |
Ipad Pro 第6 世代2022年 | 12.9インチ | 280.6 mm | 214.9 mm | 682g | 16万5千円~ |
Lenovo Tab P12 | 12.7 インチ | 293 mm | 191 mm | 620g | 約4万5千円~ |
Galaxy Tab S8+ タブレット | 12.4インチ | 28.5 mm | 18.5 mm | 570g | 約10万円~ |
シャオミ 6S pro | 12.4インチ | 278.70 mm | 191.58 mm | 191.58 | 約7万円~ |
一番価格が高いのは、iPadProで、楽譜を整理するアプリPiascore が使えて便利、画質・音質が良いので多くの音楽家が楽譜タブレットとして使っています。
13インチのiPadPro の最新モデルは20万円を超えるので、iPadProで価格を抑えたいなら1-2世代古い中古品でもいいかなというのが正直な考えです。
iPadProと画質や音質がさほど変わらず価格が抑えられているのがギャラクシーのタブレットです。ギャラクシーのタブレットはペンもついていてiPadよりも数万円安く購入することが出来るので、良い画質と音質のタブレットで価格を抑えたい人におすすめです。
とはいえ、ギャラクシーのタブレットも14.6インチのものは安くても17万円前後しますので、楽譜タブレットとして使うなら10万円前後のGalaxy Tab S8+ タブレットあたりがおすすめです。
5-8万円前後のA4サイズの楽譜タブレットが欲しい場合は、Lenovoとシャオミがおすすめです。
シャオミのタブレットの良い所は、充電が速いこと、画質も良い所です。
15.6インチ楽譜タブレット
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タブレット
アイリスオーヤマ | 15.6インチ | 354 mm | 251 mm | 1250g | 約7万円~ |
大きさと価格にこだわったタブレットなので、画質は他のタブレットに比べると少し荒い、そして重たいという意見が多いタブレットです。
例えば、タブレットの最高級モデルiPadPro13と比べると一目瞭然なのですが、画素数はiPadPro13が2752×2064ドットに比べると1920×1080、重さもiPadPro13の579gに対して1250グラム。
内蔵ストレージ容量も64GBと他のタブレットに比べると少ないので、重たい写真やイメージなどを保存しない、画像の綺麗さや音質にこだわらず、持ち運びも少ないから価格を抑えたいという人におすすめのタブレットです。
画面サイズ:15.6インチ / 解像度:1920×1080ピクセル / 重量:約1250g / サイズ(mm):幅約354×奥行約9.5×高さ約251
OS:Android(TM)12 / CPU:MediaTek(R)MT6779 8コア、2×A75(2.2GHz)+6×A55(2.0GHz) / GPU:PowerVR GM9446 / 内蔵RAM容量:4GB / 内蔵ストレージ容量:64GB / バッテリー容量:8000mAh / カメラ:[アウトカメラ]約800万画素[インカメラ]約800万画素
microSD:Class10 512GBまで(UHS-II非対応) / Bluetooth(R):5.0 / Wi-Fi:2.4/5GHz:IEEE 802.11a/b/g/n/ac / 音源:ステレオ
14.6 インチ楽譜タブレット
Galaxy Tab S10 Ultra 2024年
Galaxy Tab S10 Ultra 2024年 | 14.6 インチ | 326 mm | 219 mm | 718g | 約22万円~ |
ギャラクシーのタブレットは、画質・音質ともにiPadProに負けないくらい素晴らしく、タッチペンも同梱なのにiPadに比べると価格を抑えられているのが嬉しい所です。
とはいえ、最新モデルは17万円前後します。
14.5 インチタブレット楽譜
Galaxy Tab S8 Ultra タブレット
Galaxy Tab S8 Ultra タブレット | 14.5 インチ | 326.4 mm | 208.6 mm | 726g | 約17万円~ |
大きい画面で高画質高音質のタブレットが欲しい人におすすめのタブレットです。
13インチタブレット楽譜
Ipad Pro 第7世代2024年
Ipad Pro 第7世代2024年 | 13インチ | 281.6 mm | 215.5 mm | 579g | 約22万円~ |
2024年12月現在あるタブレットの中で画質・音質、動画処理能力など最高級モデルです。
2024年5月15日に新型のiPad Pro(M4)が発売されました。 どんどん新しいモデルが発売され、価格も上がってきているiPad pro。 そこで、楽譜タブレットとして使用するには、本当に最新モデルが必[…]
12.9インチタブレット楽譜
Ipad Pro 第6 世代2022年
Ipad Pro 第6 世代2022年 | 12.9インチ | 280.6 mm | 214.9 mm | 682g | 16万5千円~ |
新品よりも価格が抑えられている中古整備品もなかなかおすすめです。
12.7 インチタブレット楽譜
Lenovo Tab P12
Lenovo Tab P12 | 12.7 インチ | 293 mm | 191 mm | 620g | 約4万5千円~ |
A4サイズで5万円前後のタブレットを探している場合におすすめなモデルです。
12.4インチ
Galaxy Tab S8+ タブレット
Galaxy Tab S8+ タブレット | 12.4インチ | 28.5 mm | 18.5 mm | 570g | 約10万円~ |
価格は10万円前後で、画質・音質共に満足いくタブレットです。
シャオミ 6S pro
シャオミ 6S pro | 12.4インチ | 278.70 mm | 191.58 mm | 191.58 | 約7万円~ |
価格は7万円前後で、この価格にしては画質・音質もなかなか良いタブレットです。
楽譜タブレットにあると便利なもの
譜めくりには譜めくりペダル「ページターナー」
演奏で利用しなければタッチパネルで譜めくりをしてもいいですが、演奏時に手が使えない時にあると便利なものがページターナーです。
価格が安い順に並べてあります。
LEKATO
1回の充電で60時間以上使用できるとうたっている譜めくりペダル。
踏む面積が大きいので、間違えなく踏める、踏んだ時に音が気にならないというので比較的安いページターナーで愛用されているペダルです。
※古くなったらこの限りではありません
寸法:180 * 105 * 25 mm
重量:300g
動作距離:10m
バッテリー寿命: 60時間以上(フル充電後)
Donner
踏んでいると少しずつ滑るという口コミもありますが、こちらも踏む面積が広く、知人の間では充電式で使いやすいそうです。
寸法:177x104x22mm
重量:290g
通信距離:約10m(使用環境により変わります)
iRig BlueTurn
タブレットを見る時の譜面台
譜面台でタブレットを置いて演奏することもありますが、
譜面台はタブレットが落ちそうで不安という場合、三脚が便利です!
譜面台が良い場合は、壊れにくい頑丈な譜面台がおすすめです!
※カラーは選択できます。
ヨーロッパの音楽家はどんなタブレットを使っているの?
楽譜をタブレットで見る事が定着しつつある現在、コンサートやコンクールの伴奏者も紙の楽譜ではなくタブレットで楽譜を見る人が増えています。
ピアノ伴奏の先生に聞いてみた所、使っている楽譜タブレットは見開きが出来るもので、iPadProやギャラクシーのように映画を観たりという用途ではなく、楽譜専用のタブレットを使用しているそうです。
見開きで見る事が出来るのと、充電が長持ちするからだそうです。