娘のピアノの先生が契約期間終了でやめてしまい、新しいピアノの先生がいらっしゃいました。
新しいピアノの先生の初めてのレッスンで、「ピアノを買いなさい!電子ピアノではレッスンできません!」と言われてしまったそうです。
ピアノか電子ピアノか?
迷った際の参考になればと思います。
本記事はプロモーションを含みます。
ピアノか電子ピアノか?
恐らく、ピアノを習う時にピアノを買った方が良いと仰る先生は多いのかなと思います。
先生の仰る事は良く分かります!
新しいピアノの先生は権威ある国際チャイコフスキーのファイナリストの一人。
本気でピアノを習うならピアノでしか習得出来ない事が沢山あるので分かります。
出来ればグランドピアノを買って、グランドピアノでピアノで演奏させてあげたいという気持ちもありますが、一軒家ではないのと、ピアノは下の階に響くという事もあり環境的に許されないので丁寧にお断りしました。
そして、娘はバイオリンの練習に力を入れているので、時間もありません。
ピアノの先生には申し訳ないのですが現在の時間を使う優先順位は
①学業
②バイオリンの練習
③リラックスタイム
④ソルフェージュ
⑤5ピアノの練習
と、ピアノは楽しめればいい、バイオリンを演奏する時に和音が想像出来、ピアノ譜が楽によめればいい等、優先順位はとても低い位置にあるので、正直毎日の練習時間は取れません。
そして、一軒家ではないので、楽器を弾ける時間が限られていますし、ただでさえバイオリンの練習で近所には迷惑をかけているので、ピアノは空いた時間に小さい音で弾ければいいと考えています。
学業とバイオリンの練習の時間を取るだけでも時間が足りないので、ピアノのに通う時間はないとピアノのレッスンはオンランで受けているくらいです。
なので、音楽学校に
ピアノストを目指している訳ではない事
音楽を楽しめればいい事
ピアノはあまり練習もしないので一緒に練習してくれることが目的なこと
を伝え、他の先生に変えてもらえるようにお願いしました。
結局は、他に先生がいらっしゃらないので、同じ先生に習うことになりピアノを買わないと私は教えられないという事はなくなりました。
折角習わせるので、本当ならグランドピアノを買ってあげたいのが本音です。
将来的には小さなサイズのグランドピアノが欲しいと思っていますが、現在の環境では無理なので、先生には納得していただきました。
電子ピアノを探すと、数万円から100万円以上するものがあり、どれを選んで良いか迷ってしまいます。 ピアノを続けられるか分からないので比較的お手頃な電子ピアノを探していて、予算は出来れば10万円以内に収めたい。 […]
我が家と同じような経験をされた方は結構いらっしゃると思い、ピアノを習う時、ピアノを買うか電子ピアノにするか迷った時のために、ピアノと電子ピノの違い・メリットデメリットを比較しました。
我が家は実家にアップライトのピアノがあるので、ピアノは実家で弾けばいいと思い初めから電子ピアノを購入しました。
しかし、将来ピアノの道に進む可能性が少しでもあり、環境が許すなら絶対にピアノをおすすめします。
ピアノでしか出せない音があり、電子ピアノでしか出来ないこともあります。
ピアノと電子ピアノを買い、用途に合わせて使いたいというのが本音ですが、ピアノか電子ピアノかで迷ったら、ピアノ・電子ピアノのメリット、デメリットを比較してみてください。
ピアノと電子ピアノの比較
ピアノと電子ピアノの音色の比較
ピアノで音を出す仕組みは、打鍵→ハンマーが弦を叩く→音が出るです。
弦をハンマーで叩くということは、鍵盤を半分下げてから打鍵して弦を少しだけ振動させてみたり、前の音の残響の上にどれだけ音を重ねるかなどを考えて打鍵の強さを変えてみたり等々、、、弦をどう叩くかで微妙な音を作り出せます。
打鍵時の体重の乗せ方、体の使い方など弾き方を工夫すると様々な音を無限大に作り出せるのがピアノの魅力で、ピアノの道に進むなら音の出し方や繊細な表現はピアノでしか習得出来ないものです。
そして、ピアノは88個の弦が共鳴しているので、響きが美しいです!
電子ピアノは自分で音を作り出せないけれど、お琴の音だったり、パイプオルガン等々、色々な音色が録音されているので、曲によって音を変えて楽しめます!
色々な楽器の音で演奏できるので「今度はこの音で弾いてみたら?」など、練習嫌いな子供でに何度も練習して欲しい時に使えます!
更に、色々な音があるので、バッハはパイプオルガンの音を選んで弾くだけで、雰囲気がガラッと変わって楽しく、想像力が膨らみ、抑揚をつけて楽しく練習することも出来ます。
機種によってはソフトをつなげて電子ピアノにない音を作り出すことも出来、録音もできるのでポップスの作曲などは電子ピアノのほうが楽なこともあるなど、電子ピアノでしか出来ないこともあります。
ピアノと電子ピアノの音の大きさ
集合住宅では楽器がNGの所があるように、ピアノの音や振動は近所に響きます。
なので、一軒家でない場合、弾く時間を決めて長時間弾かない、もしくは、防音室を設置するなど近所迷惑にならないような配慮が必要です。
電子ピアノの最大のメリットは、ヘッドフォンをつけて練習をすれば近所を気にせず長時間でも練習が出来る。
しかし、ペダルを踏む音、鍵盤を押す音が聞こえることもありますので、その場合は弾く時間帯を考えたり、ピアノの下に防振材を置くなど対策を取る必要があります。
引っ越しや模様替えなど移動時
ピアノは、万が一の引っ越しを考えるとピアノの移動費は高額。
そして、重たくて移動が大変なので、置いたらほぼ移動はしないと考えたほうがいいです。
電子ピアノは、ピアノに比べると軽いので、模様替えの時、引っ越しの時に気軽に運べる。
ローランドの軽量の機種なら屋外での演奏も気軽に楽しめます。
メンテナンス
その他の機能
他の楽器の音に切り替えたり、録音して連弾を楽しんだり、自分の弾いた左手だけを録音して右手を合わせて弾くなど、便利な機能がついている。
まとめ
ピアノと電子ピアノの違いを比較しました。
ピアノは弦・打鍵楽器ですので、ピアノを本格的に習いたいと思ったら電子ピアノでは学べない事が沢山あります。
なので、
本格的にピアノを学びたいと考えている方はピアノを、
環境的にピアノを置けない、録音をしたり色々な楽器の音で曲を弾いて楽しんだり、屋外に持ち運び演奏を楽しみたいなどの場合は、
電子ピアノがおすすめです。