ヤマハ電子ピアノのおすすめ機種を聴き比べ

ヤマハ電子ピアノ おすすめ

ヤマハの電子ピアノが欲しいけれど、どの機種がいいか迷ってしまう!

 

決める目安としては、本物のピアノタッチに近いクラビノーバは約20万円から。

 

木製鍵盤、鍵盤のタッチ、スピーカーにこだわり、出来るだけ本物のピアノに近いものは30万円台👑マークがあるもの。

 

本物のピアノまでこだわらないけれど、ピアノと同じ88鍵盤のある機種をと考えたら10万円前後の機種がおすすめです。

ヤマハ 電子ピアノ

ヤマハ10万円前後の電子ピアノ

10万円前後でおすすめの機種は、2022年に発売されたYDP-145, YDP165。

 

きらびやかな高音と力強く響く低音を併せ持つ、ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」を、熟練の調律師が最良な状態に調整し、サンプリングした音色の電子ピアノ。

ダンパーペダルにはハーフペダル機能を搭載しており、ペダルの踏み加減で音の伸び具合を調整して、より繊細に表現することができ、

グランドピアノの楽器全体が振動することで生まれる共鳴音を「バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)」という画期的な技術によって再現しているという素晴らしい機種です。

 

本格的な機種クラビノーバに比べると最大同時発音数は192と少し少ないですが、10万円前後ではコストパフォーマンスの高いおすすめの電子ピアノです!

– YDP-145

  • グランドピアノの共鳴音を再現した「バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)」
  • 「グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤」黒鍵マット仕上げ
  • ヘッドホン使用時にも耳に優しいサウンド
  • アンプ出力8W×2、スピーカー12cm×2
  • 直感的な操作や内蔵曲の楽譜表示などができる無料アプリ「スマートピアニスト」対応

– YDP-165

  • ヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」の響きを再現した「ヤマハ CFXサンプリング」
  • グランドピアノの共鳴音を再現した「バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)」
  • 「グレードハンマー3(GH3)鍵盤」象牙調、黒檀調仕上げ
  • ヘッドホン使用時にも耳に優しいサウンド
  • アンプ出力20W×2、スピーカー12cm×2
  • 直感的な操作や内蔵曲の楽譜表示などができる無料アプリ「スマートピアニスト」対応

YDP145, YDP165の違い

■鍵盤
YDP-145
は「GHS鍵盤」

  • GHS(グレードハンマースタンダード)鍵盤
    低音部では重く、高音部では軽くなるように、音域によってタッチ感を段階的に変化させ、さらに、構成部品の軽量化などを行った鍵盤です。
    ユニットの軽量化により本体の軽量化にも成功しています。
  • YDP-165はGH3鍵盤」
    GH3(グレードハンマー3)鍵盤
    3のセンサー「ダンパーセンサー」を鍵盤ごとに搭載したことで、音切れすることなしに高速の同音連打ができるという、グランドピアノでしか実現できない演奏が可能です。
    さらにGH鍵盤同様、低音部分は重く、高音部分は軽くといった音域によってタッチ感の違いも忠実に再現しています。

アンプ・スピーカー
YDP-145
8W×2YDP-16520W×2のアンプを搭載。
YDP-165
の方がアンプ出力が大きく、楽器のスピーカーから出る音も、より迫力があります。

譜面止め
YDP-165
には、楽譜のページを固定するための譜面止めを搭載しています。

付属イス
YDP-145
には「高さ固定イス」(50cm)を付属しています。
YDP-165
には「高低自在イス」(4856cm)を付属しています。

 

 

ヤマハ クラビノーバ 20万前後~

ヤマハのクラビノーバの音色は、ヤマハのコンサートピアノCFX。

 

そして、各国の皇帝や王室ご用達と選定されたり、リストの激しい演奏にも耐え抜いたことで多くのピアニストの支持を得たオーストリア創業のベーゼンドルファー社「インペリアル」の音をモデリングしています。

 

なので、まるでグランドピアノを弾いているかの音色が特徴の電子ピアノです。

ヤマハクラビノーバ 10万円台(ほぼ20万円)

Clavinova クラビノーバ/CLP-735

CLPシリーズは、コンサート用のグランドピアノの音をモデリングし、弾き心地や音にこだわったモデルです。

鍵盤は樹脂鍵盤。※本物のタッチに近い電子ピアノをお探しの方には木製鍵盤・そしてアンプが大きい電子ピアノのほうが音の表現に幅が出るので木製鍵盤・アンプの大きいCLP745以上のものをおすすめします。


クラビノーバ20万円台のCLP-745と10万円台の735の違い

ヤマハクラビノーバ 20万円台 「グランドタッチ」

Clavinova クラビノーバ/CLP-745

CLPシリーズは、コンサート用のグランドピアノの音をモデリングし、弾き心地や音にこだわったモデルです。

木製鍵盤(白鍵のみ)にこだわった場合、一番お手頃価格な電子ピアノです。

 

1鍵1鍵重さが違く、軽く弾いた時と重く弾いた時の鍵盤のタッチが変わる「グランドタッチ」を採用している鍵盤なので、より本物のピアノに近い鍵盤となっています。

鍵盤数・素材 88鍵盤・グランドタッチ鍵盤・木製(白鍵)、象牙調・黒檀長仕上げ、エスケープメントつき ペダル ダンパー(ハーフペダル対応)

ソフト、ソステヌート

同時発音数 256音 大きさ(幅/高さ/奥行き/重さ 146.1cm/92.7cm/45.9cm/60kg
スピーカー 4つ(16cm+8cm) 音サンプル ヤマハのコンサートピアノCFX,

ベーゼンドルファー社「インペリアル」

👑ヤマハクラビノーバ 30万円台「グランドタッチ、タッチパネル搭載」

Clavinova クラビノーバ/CLP-775

CLPシリーズは、コンサート用のグランドピアノの音をモデリングし、弾き心地や音にこだわったモデルです。

木製鍵盤にこだわり、タッチパネル搭載モデルです。

1鍵1鍵重さが違く、軽く弾いた時と重く弾いた時の鍵盤のタッチが変わるグランドタッチを採用している鍵盤なので、より本物のピアノに近い鍵盤となっています。

 

鍵盤数・鍵盤素材 88鍵盤・グランドタッチ鍵盤・木製(白鍵)、象牙調・黒檀長仕上げ、エスケープメントつき ペダル ダンパー(ハーフペダル対応)

ソフト、ソステヌート

同時発音数 256音 大きさ(幅/高さ/奥行き/重さ 146.1cm/96.7cm/45.9cm/71kg
スピーカー 6つ(16cm+8cm+5cm,トランスデューサー) 音サンプル ヤマハのコンサートピアノCFX,

ベーゼンドルファー社「インペリアル」

👑ヤマハ グランドピアノに近いクラビノーバ

ヤマハの電子ピアノの中で一番グランドピアノに近い機種は、CVP-809です。

 

CVP-809は、よりグランドピアノに近い機種をと他のクラビノーバにない機能が沢山あります。

鍵盤には「カウンターウェイト」をつけ、グランドピアノのタッチに近づけるように設計。

スピーカーにはアコースティックピアノの響板と同じ木材からなる材料を使い、

ペダルも踏み出しは軽く、ペダルの効果が出はじめるところで重く感じる、グランピアノさながらの踏み心地を再現。デリケートなハーフペダルの操作感を身体で覚えることが出来る機種として作られています。

音色も、ピアノの響きを長く丁寧にサンプリング(録音)することで深い余韻を再現し、タッチの強弱による音色の変化を無段階でスムーズに実現できるように開発されました。
※もう少し詳しく知りたい方は下記の表を参照ください。

CVP809の特徴

世界的に有名な複数のコンサートグランドピアノの音
ピアニストの登竜門として知られるショパン国際ピアノコンクール2010年度の優勝者が演奏したヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」。
長い歴史の中で愛され続けるウィーンのピアノブランド、ベーゼンドルファー社のフラッグシップモデル「インペリアル」、それぞれのピアノを熟練の調律師が最良の状態に調整し、88 鍵盤すべての音色を1 音1 音収録し、細やかな調整を重ね、調和のとれた音を実現しています。
タッチに合わせて音色が無段階に変化
ピアノの響きを長く丁寧にサンプリング(録音)することで深い余韻を再現出来るようになっています。独自の技術により、タッチの強弱による音色の変化を無段階でスムーズに実現できるように設計されています。

スタッカートで弾いたときには歯切れのいい音、ゆっくりと指を離したときには長く余韻を残す音を表現できる「スムースリリース」を採用。
クラビノーバは、バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)という画期的な技術によって、グランドピアノの豊かな共鳴音の響きまで緻密に再現します。
弦の振動が他の弦や響板に伝播して生まれる複雑で多彩な共鳴音をシミュレートして再現。鍵盤を押す瞬間やペダルのタイミング、その強さに応じた共鳴音を響かせ、変化に富んだ表現を実現し、多彩な演奏表現を可能にしています。

鍵盤

鍵盤の支点

グランドピアノのタッチに近づけるため、演奏者が弾く部分から本体に隠れて見えない奥側の支点までの長さを可能な限り長くすることで、黒鍵と黒鍵の間などでも弾きやすいタッチを実現しています。

黒鍵を多くつかう曲などで、白鍵の奥側を弾くときにも表現豊かに演奏することができます。
ヤマハ電子ピアノ、クラビノーバの鍵盤
グランドピアノに近いタッチ

グランドピアノの鍵盤には、ハンマーなどのアクション部分とバランスを取るためにおもりが付いています。CVP-809の鍵盤では、同様の機構として「カウンターウェイト」を搭載してあります。

 

グランドピアノは、88鍵すべて鍵盤の重みが異なります。鍵盤の重みや戻りの感触が異なる鍵盤タッチを、電子ピアノで唯一忠実に再現している「88鍵リニアグレードハンマー」を採用。

弾き心地を限りなくグランドピアノに近づけているため、より正しいタッチ感を身に付けられます。

ヤマハ電子ピアノ グランドピアノに近い機種

 

 

 

 

 

 

ヤマハ電子ピアノ タッチ本物

 

音の表情を繊細に変化させられるペダル操作。

クラビノーバのダンパーペダルは、踏み込みの深さを連続的に感知し、微妙な踏み込みや戻しの加減によって響きの量や伸び方を調節できるハーフペダルに対応しています。

CVP-809では「GPレスポンスダンパーペダル」によって、踏み出しは軽く、ペダルの効果が出はじめるところで重く感じる、グランドピアノさながらの踏み心地を再現。デリケートなハーフペダルの操作感を身体で覚えることができます。

電子ピアノ ペダル グランドピアノに近い

スピーカー

よりグランドピアノに近い音を追求したスピーカー
CVP-809には、スピーカーにアコースティックピアノの響板と同じ木材からなる材料を使用したスプルースコーンスピーカーが採用されています。より自然なピアノのような音の立ち上がりのよさを実現。そして、音が出る際の風切り音を飛躍的に軽減し、よりクリアで迫力のある低音を実現しています。
ヤマハ電子ピアノ スピーカー

仕様

  • サイズ
  • 奥行き 612 mm 高さ 868 mm (※艶出し仕上げモデルの場合872 mm )※譜面立てを倒したとき、質量 質量 82 kg (※艶出し仕上げモデルの場合84 kg)
  • 鍵盤 88鍵盤、グランドタッチ鍵盤、木製(白鍵)、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • タッチ感度 ハード2、ハード1、ミディアム、ソフト1、ソフト2
  • 88鍵リニアグレードハンマー 〇
  • カウンターウエイト 〇
  • ペダル ペダル数 3: ダンパー、ソステヌート、ソフト
  • ハーフペダル 〇
  • ペダル機能 サステイン、ソステヌート、ソフト、グライド、ソング再生/一時停止、 スタイルスタート/ストップ、音量、その他
  • GPレスポンスダンパーペダル 〇
  • ディスプレイ 種類 TFTカラーLCD (タッチパネル)
  • タッチパネル 〇
  • 発音数 最大同時発音数 256