BAM2002XLバイオリンケースは国際線機内持ち込み可能か?

国際線バイオリンケース手荷物で持って行けるかについて

BAM2002XLバイオリンケースは国際線で機内持ち込みは出来るか?

 

大切な楽器を守るために衝撃吸収性能が高く保温・保湿性に優れた高強度の独立発泡体コア材エアレックスフォームを樹脂で挟んだ三層構造のシェルで作られているBAMのハイテックケース。

 

熱からも衝撃からも大切なバイオリンを守ってくれるケースとして、人気のケースです。

 

しかし、海外へ楽器を持って行く時に悩むのがBAMのシェル型ケースは他のシェルケースに比べると少しだけ大きいので機内持ち込み出来るか心配になる方が多い楽器ケースでもあります。

 

約20年間日本とヨーロッパを毎年往復した筆者が考えるどんなケースが機内持ち込み可能か?

航空会社・受付担当者によって変わりますので、当てはまらない時もあるかもしれませんが、今までの経験を書いておきますので参考にしてください。

国際線機内持ち込み楽器ケースの大きさ

多くの航空会社は「楽器ケースの3辺の合計が115cm以内の場合(100席未満の小型機は100cm) 楽器ケースの3辺の合計が115cm以内の場合は持ち込み手荷物として機内へのお持ち込みが可能です。」となっています。

※バイオリン角ケースは機内持ち込みできません。

 

航空会社によっては、「ただし、各辺の長さが55cm・40cm・25cmのいずれかを超える場合は手荷物カウンターにて預け入れ手荷物としてお預けください。」

という会社があるので、航空会社の機内持ち込み手荷物(特殊な荷物)を確認してください。

 

さて、今回BAM2002XLケースを特に取り上げたのは、シェル型の場合、115cm以内のケースが多いのですが、BAM2002XLケースは116.8cm。

実際にBAM2002XLの長さを色々な角度から測ってみると、測り方によって115cmに収まるのでは?と本当に微妙な大きさです。

 

そこで、筆者も心配で色々と調べ、実際にヨーロッパ日本を何度か往復してみての考えを記しておきます。

手荷物預かり空港カウンター

気になるチェックインの時、「どうやって手荷物の大きさを見るのか?」は、

 

チェックインの時に飛行機へ乗る前に荷物を預け、手荷物をチェックするのですが、楽器ケースを持っている場合、色々な対応があります。

・楽器ケースをメジャーで測る航空会社

・目視確認でOKを出してくれる

・自動預けなので、スタッフはいないのでそのまま乗り場へ行く

2024年現在、オンラインチェックインをし、預ける荷物も空港でタッチパネルで行い自分でタグをつける自動チェックインの航空会社が増えてきたので、その場合は、持ち込める手荷物に自分で航空会社のタグをつけておきます。

BAM2002XLバイオリンケースは国際線機内持ち込み可能か?の結論

実際、BAM2002XLのケースをチェックイン時にメジャーで測られたことがありますが、手荷物として持ち込むことが出来たので、ギリギリ大丈夫なラインなのかと思います。

 

日本ヨーロッパを往復していますが、航空会社、担当者によってかなり違うので、心配な方はBAMの一番小さなBAM2003Xを持って行くことをおすすめします。

 

※別途弓ケースが必要ですが、弓ケースは長さが80cmあるので規定外なので、手荷物として預ける可能性もあります。