バイオリンやピアノなど幼稚園頃から始める習い事は、親子で練習することが多いので、大きくなるまで親子で二人三脚で進めるご家庭が多いです。
ずっと親子で練習をしていると、「いつまでも小さくて私がついてないと」と親は思ってしまいがちですが、子供はどんどん大きくなり、高校生くらいになると「一人で海外のマスタークラスへ参加する」日がやってくることもあります。
我が家は学校は家から近く、少し遠くへ行く場合は車で送り迎えをしていたので高校生になるまではバスも電車も一人で乗らせた事がありませんでした。
そんな娘が高校生になった夏休みに初めてヨーロッパのマスタークラスへ一人で行くことになったのです!
道に迷わないようにグーグルマップで空港から宿泊先までの道を一緒に確認したり、トラブルが起きないようにと「高校生一人海外」「高校生 留学」などを調べました。
しかし、「高校生一人海外」の情報が少なくて色々と調べるのに時間がかかったので、高校生が一人で海外へ行く際に調べた事、あると便利だったものなどの体験談をシェアしておきます。
本記事はプロモーションを含みます。
高校生が一人でヨーロッパへ行く
我が家は2歳から英語の勉強をさせ、英語での会話は全く問題ない娘ですが、一人でバスや電車に乗ったのが高校生になってから片手で数えるくらい。
3歳から飛行機で日本とヨーロッパを往復しているので空港や機内での過ごし方には慣れているので大丈夫だと思いましたが、あまり一で人行動をしたことがなかったので、心配な事はバスや電車などの乗り方、切符の買い方などでした。
何故なら、行きは他の参加者の方たちと一緒だったので良かったのですが、帰りはヨーロッパで一人で電車に乗り、空港でチェックインを行って帰って来なければならなかったからです。
長年海外に住んでいると、日本から家族や友人を訪ねてきた人たちの中で大人でも飛行機に乗り遅れたり、乗り継ぎで何時間も迷ってしまった人たちを知っているので、出来るだけトラブルがないように日本から聞けることは聞き、準備万端にして送り出しました。
問い合わせたことや準備をしたこと
航空会社に問い合わせたこと
16歳は未成年なので、色々な所で親の同意書の提出が必要となる事がある可能性を考え、航空会社に未成年一人旅をする際に親の同意書などが必要かを問い合わせました。
航空会社へメールで問い合わせた所、16歳なら特に書類はなく一人で旅行出来るとの回答でした。
マスタークラスだったので、宿泊施設は他の大人の方の管理下にいたので聞きませんでしたが、ホテルなどを利用する場合は、ホテルへ到着して未成年なので親の同意書がないと宿泊出来ないなどのトラブルを防ぐためにホテルに問い合わせることをおすすめします。
海外で道に迷わないように
空港から宿泊先
インターネットで空港内の地図、空港から宿泊先までの地図を調べ、大体の位置を一緒に確認しました。
宿泊先から学校まで
便利な時代で、グーグルマップで実際の道や景色を見る事が出来る時代です。
宿泊先から学校まで道に迷わないように、グーグルマップで宿泊先から学校までの道を一緒に確認し、万が一お金を下ろしたい時に行ける銀行も確認しました。
しかし、実際歩いてみると、どの道も同じような道で1度迷って現地の人に聞いたそうです。
海外で便利なクレジットカード
未成年はクレジットカードの発行が出来ないので、親名義のカードを持たせました。
しかし、初めて持つクレジットカード。
几帳面でしっかりしている娘ですが、紛失したり、スリにあう可能性は0ではないです。
なので、万が一のことを考えてクレジットカードは2枚持たせ、パスポートと貴重品は肌身離さず持つようにとウエストポーチも持たせました。
使ってみると見た目もスッキリしていて、スポーツをする時、普段使いも出来る優秀なウエストポーチでした↓。
1.必要な金額だけを入れられるプリペイドカード。
海外で使うクレジットカードで一番おすすめのカードは、ワイズのプリペイド式クレジットカードです。
プリペイド式のクレジットカードは、少額だけ入れて足りなくなりそうな時に足せるので、スリなどにあっても被害額が少額で済むというメリットがあります。
そして、プリペイド式クレジットカードのアプリを入れることでどこで何にいくら使ったかが随時送られてくるので、「今日はここで買い物をしたのか!」などが分かり便利でした。
更に、現金が足りなくなった時に海外のATMで現金の引き出しが出来ます。
このカードが優秀なのは、為替の手数料が安い事。
そして、為替の率が良い時に換金しておける所です。
他のクレジットカードは海外で使うと為替手数料が高いので、ポイントをためるよりも為替手数料を安くした方のが断然お得です。
2.ネット銀行につないだクレジットカード
いざという時のためにクレジットカードは2枚持たせたかったので、ネット銀行を開設し、銀行口座に少額だけ入れクレジットカードを作りました。
メインバンクとして使っているクレジットカードを紛失されてメインバンクから現金を引き出されてしまれないように新しくネット銀行に口座を開設し、少額だけ入れておきました。
初めてクレジットカードを作成するとポイントももらえて、年間費も無料なので、必要がなくなったら解約しても良いと思って作りました。
結局プリペイド式のカードだけしか使いませんでしたが、1枚紛失した時などに便利なので、予備のクレジットカードは持たせて良かったと思います。
クレジットカードを作る際の注意点
ヨーロッパではマスターカード、ビザカードどちらも大体使えますが、万が一使えなかった時の事を考えて一つはマスターカード、もう一つはビザカードにしました。
高校生一人海外短期留学体験談
行きは空港から他の親御さんと一緒だったので、空港まで送れば安心でしたが、帰りは一人。
「ウイーン中心街から空港まで一人で電車に乗り、空港でチェックインをして飛行機に乗る。」この時に乗り遅れないか、チェックインは出来るか等々一番心配でした。
飛行機に乗る当日は何があっても良いように自宅で待機してラインと睨めっこ状態の私でした。
案の定、「ウイーン中心街から空港までの電車のチケットを買いたいけれど空港行の電車が見つからない!」と連絡があったので、電車のチケットを買うサイトと電車の時刻をラインで送り、スマートフォンで購入させました。
電車のチケットは買えなければ私が購入しても良かったのですが、最近の子はスマートフォンの扱いに慣れているので、どの電車のチケットを買えばいいのかが分かると無事にオンラインで電車のチェットを購入していました。
その後、乗る予定の電車の時刻まで現地で知り合ったお友達とカフェで待ち、駅まで一緒に行ってもらい予定の電車に無事に乗れたとラインで報告がありました。
空港に到着した時もラインで報告があり、チェックイン後もラインのメッセージで報告をしてくれ、空港でチェックインを終え、ギガをあまり使わずに余っているからとタックスフリーのお土産屋さんから「ママにお土産を買いたいから欲しいものはない?」とビデオ電話があり、一緒に空港内のお土産屋さんを見ました。
無事に飛行機に搭乗したとラインでメッセージがあり、次の日に空港まで迎えに行き、無事に帰国しました。
私もヨーロッパに留学をし、毎年のように親に空港まで迎えに来てもらっていたので、親が子供を空港で待つ気持ちをこの年齢になって体験することになるとはと感無量でした。
高校生初めての一人海外困った事
・インターネットのギガ数を無制限にしていなかったので、娘がラインのメッセージをチェックしない時間が長く、急ぎで連絡をしたい時につながらないことが一度あり、国際電話をかける事になりました。
・英語が通じないお店が結構あり、ドイツ語を知らない娘はジェスチャーで伝えないといけない事があったそうですが、ジェスチャーで通じたそうです。
・宿泊先から一人で学校まで行く時に道に迷って地元の人に聞いたら、車で送ってあげると言われ、乗らなかったそうですが、娘は徒歩で地元の人は車で学校まで送ってくれたそうです。
まとめ
初めての一人海外で出発前は色々と心配しましたが、チェックインが出来なかったり、何かの問題がある時にビデオ通話で助けられる時代です。
前もって下調べをし、インターネットと少しの現金とクレジットカードさえあればどうにかなるものだと思いました。