語学の勉強によく使う海外のDVDやブルーレイ。
好きなDVDを英語音声、英語字幕で何度も見たり、時には一時停止して単語を調べたりして語学勉強に大活躍する海外ドラマや映画。
筆者は留学時・その後も語学学習のため、良く海外のDVDやブルーレイを購入して字幕つきで何度も観て会話を覚えるという勉強法をしていた時期があります。
おかげで、目指していたイタリア語のCILSという試験では、合格するのはイタリア人でも難しいと言われているC2レベルを合格しました。
なので、DVD・ブルーレイでの語学学習は本当におすすめな勉強方法です!
ところが、海外のDVDやブルーレイは日本のDVDプレーヤーでは再生出来ないことがあります。
何故かというと、日本製のリージョン2のプレーヤーで海外の他のリージョンコードのDVDやブルーレイを再生することは出来ないからです!
パソコンでは海外のDVDやブルーレイを見る事が出来ますが、リージョン変更の制限があり、一定回数変更するとブロックして一つのリージョンしか見る事ができなくなってしまうことがありますので、海外のDVD、ブルーレイを見るなら、リージョンフリーのDVDプレーヤーやリージョンフリーのブルーレイプレーヤーを買うのが一番おすすめです。
リージョンフリーのDVDプレーヤー、リージョンフリーブルーレイプレーヤーを購入すれば、アメリカ、韓国、ヨーロッパ、どこの国のDVD・ブルーレイを見る事が出来ます!
この記事では、海外のDVD・ブルーレイのリージョンコードについて説明し、海外のDVD・ブルーレイを再生できるリージョンフリーのおすすめプレーヤーをご紹介しています。
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何故海外のDVD・ブルーレイが持っているプレーヤーで見れないのか?
世界で販売されているDVD、ブルーレイには、市場シェアを守る目的からリージョンコードと映像方式が統一されていません。
例えば、日本で製造されたDVDはリージョンコードが2、映像方式はNTSCですが、アメリカやヨのーロッパは違うコードや方式です。
しかし、日本で多く普及しているDVDプレーヤーは、日本製のDVDを見れるようにリージョンコード2、NTSC映像方式のものなので、海外のDVDやブルーレイディスクは再生できないのです。
では、各国のリージョンコードと映像方式はどうなっているのでしょうか?
DVD・ブルーレイのリージョンコード
DVDソフトを再生するには、そのソフトと同じリージョンコードを持つプレーヤーが必要なので、各国のリージョンコードを見ていきましょう。
DVDリージョンコード
リージョン1: 米国、カナダ
リージョン2: 日本、ヨーロッパ、中近東、南アフリカ、エジプト
※ヨーロッパと日本のリージョンコードは同じですが、映像方式が異なるため再生できません。
リージョン3: 東アジア、東南アジア、香港
リージョン4: オセアニア、中東、カリブ諸国、南米
リージョン5: ロシア、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ諸国
リージョン6: 中国
ブルーレイ リージョンコード
リージョンA: 南北アメリカ、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾
リージョンB: ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア
リージョンC: 中央・南アジア、中国、ロシア、モンゴル
各国の映像方式
ビデオやDVDの映像方式は、地域別で以下のように分かれています。
NTSC: 日本、アメリカ、カナダ
PAL: 英国、ドイツ(旧西独)、オーストラリア、シンガポール、中国、スペイン、その他
SECAM: フランス、ロシア、東欧諸国、その他
日本で海外版のDVD・ブルーレイを見るには?
リージョンコード、映像方式の事が少し分かったら、海外のDVD・ブルーレイディスクを見るにはどうしたらいいのかを説明します。
海外版DVDやブルーレイディスクを見るには、リージョンフリープレーヤーを購入すれば見ることが出来ます!
海外のDVDだけ再生する用途で使用するなら安いもので3千円台からありますのでご紹介します。
格安のリージョンフリーDVDプレーヤー
ヨーロッパで購入したDVDを再生したくて、購入した格安リージョンフリーDVDプレーヤー!
すぐに壊れてしまったという口コミもありますが、私はヨーロッパのDVD再生専用として何年も重宝していました。
価格が価格だけに普通のDVDプレーヤーですが、小さくて場所を取らないですし、海外のDVDをテレビで見ることが出来るので、この価格はおすすめです!
画質や音質にこだわらずとにかく海外のDVDが見れればいいという方におすすめのアマゾンなら4,000円台のリージョンフリーDVDプレーヤーです。
こんな人におすすめ
今あるDVDプレーヤーをわざわざ買い替えたくない人。
格安のリージョンフリーDVDプレーヤーは、リージョンや映像方式の違うDVDを5回くらい変更するとブロックがかかってしまって1種類のDVDしか見られなくなってしまう場合があるので、一つのリージョン専用に使う事をおすすめします。
有名メーカーのリージョンフリーDVDプレーヤー
パナソニックのリージョンフリーDVDプレーヤー。
4,000円台の安いリージョンフリーDVDプレーヤーは、知らないメーカーのものが多く、壊れやすい傾向にあります(実際に1台は壊れて買い換えました)。
パナソニックのリージョンフリーDVDプレーヤーは1万5千円ほどで購入できます。
※注意したいのは、HDMI端子非搭載モデル、テレビとの接続は赤白黄色のコードとなります。
赤白黄色のコードはアナログで、HDMIはフルデジタル伝送のため、良い画質・音質でDVDを楽しみたい方はHDMIコードのあるリージョンフリープレーヤーをおすすめします。
おすすめNO.1) 全世界のDVDもブルーレイも高画質で見たい人におすすめ
一番おすすめなのは、全世界対応リージョンフリーDVD・ブルーレイ対応のプレーヤーがおすすめです。
約3万円で世界のDVD、ブルーレイが再生出来るので、長い目で見たらこちらの機種が一番おすすめです。
安いリージョンフリーのDVDプレーヤーは、リージョンナンバーの違う(例えば日本と海外)DVDを入れ替わりに見ていると、ブロックがかかって1つのリージョン番号しか見れなくなってしまいます。
しかし、全世界対応のリージョンフリーDVD・ブルーレイプレーヤーなら、ブロックがかからず全世界のDVD・ブルーレイをいつでも見ることが出来ます。
こんな人におすすめ
海外のブルーレイもDVDも再生したい人。
買うなら有名なメーカーの安心な商品を買いたい人。
一番のおすすめは、ソニーのリージョンフリーブルーレイプレーヤー。
品切れになることが多いのですが、海外版のブルーレイを再生する事が出来るプレーヤーの中では一番と言えるコストパフォーマンスが高い商品です!
口コミの評判も「買ってよかった!」と評判の良い機種です。
とことん画質・音質にこだわる方は4K対応DVD・ブルーレイプレーヤー
高画質・高音質にこだわる方は、断然4K動画も観れるリージョンフリーブルーレイ・DVDプレーヤーがおすすめです。
よく売り切れになるので、気になる方は早めの購入をおすすめします!
通常はアマゾンのほうが楽天よりも安い傾向にありますが、4Kリージョンフリーブルーレイプレーヤーは楽天の方が安いです!
まとめ
海外のDVD・ブルーレイはパソコンでも再生することが出来ますが、リージョンや映像方式の違うDVD・ブルーレイを5回くらい変更するとブロックがかかってしまって1種類のDVDしか見られなくなってしまいます。
(例:ヨーロッパ→日本→ヨーロッパ→日本→ヨーロッパ→日本、、、5回くらいまでしか変更できません!)
ここで紹介したDVDプレーヤーを購入すればそんな問題も解決できますので、是非試してみてください!