ラーセン バイオリン弦 の種類と音質

ラーセン バイオリン弦 おすすめ

バイオリンの音を少しでも良くしたい!

 

楽器は高価なので簡単には買い替える事は出来ませんが、弦は楽器に比べると気軽に変えられます。

 

弦の種類で意外と楽器の音は変わるので、少しでも自分の好みの弦を探して少しでも好みの音に近づけていただければと思い、ラーセン弦の使ってみた感想を書いておきます。

 

弦は楽器との相性もあるので、実際に自分の楽器で使ってみないと分かりませんが、参考になればと思います。

合わせて読みたい

バイオリンE線おすすめは?

ラーセン弦の種類

イル カンノーネ ソリスト

良い音を求めている人に一度は使って欲しいと思うほど筆者おすすめの弦です。

 

とはいえ、楽器との相性もあるので全ての楽器・人の好みにに合う訳ではないのですが、一度は試して欲しい弦です。

使った感想・音質

パガニーニが愛用したヴァイオリン イル カンノーネのネーミングを持つだけあり、音に深さ音量があり、まさにソロでしっかりと弾きたい人向けの弦です。

※楽器との相性もあります。

 

[イルカンノーネ、ソリスト]は弱く弾くと落ち着いた音色で、強く弾いたときには音が割れにくい性質。大きい音量でしっかり弾きたい人に向いています。
ソリストはパッケージに赤い線が入っています。

イルカノーネ ソリストVn
E線 カーボンスチール/ボールループ兼用
A線 シンセティックコア/アルミ巻
D線 シンセティックコア/シルバー巻
G線 シンセティックコア/シルバー巻
※ボールループ兼用となっていますが、ボールがなかなか取れず、ボールを使う器具を付けて使用していました。

イル カンノーネ ノーマル

使った感想・音質

良い音ですがソリストに比べてしまうとしっかりと弾きたい時に物足りなさがあります。

しかし、ソロでバリバリ弾かない場合は、音に深さもあり十分満足できる弦です。

※楽器との相性もあります。

 

[イルカンノーネ、ノーマル]は弱く弾いてもしっかり音量が出ます。ただし強く弾くと割れやすい音色になり、楽に弾いてもハイパフォーマンスが欲しい人向けです。

イルカノーネVn(ノーマル)
E線 カーボンスチール/ボールループ兼用
A線 シンセティックコア/アルミ巻
D線 シンセティックコア/シルバー巻
G線 シンセティックコア/シルバー巻
※E線、ゴールドは力強い音ですが、少しメタリックな感じもします。

ヴィルトゥオーゾ

使った感想・音質

ヴィルトゥオーゾとは、イタリア語でパガニーニのように名人、達人の域に達した人物の事を指します。

名前のように、堂々として張りのある音、音量のある弦です。

※楽器との相性もあります。

 

バリバリと大きな音量でも弾きたいので正直な感想はイルカンノーネ・ソリストの方が好みですが、ヴィルトゥオーゾは音量、迫力はあるのに丸い感じの音が好きな人は好きな音だと思います。

1E スチール
2A シンセティック/アルミ巻
3D シンセティック/シルバー巻
4G シンセティック/シルバー巻

ラーセン ツィガーヌ

使った感想・音質

しっかりとした芯のある音ですが、イルカンノーネ、ヴィルトゥオーゾよりも落ち着いた音色です。

 

派手な音が好きな方はイルカンノーネ、華があるけれど落ち着いている音が好みの場合はヴィルトゥオーゾ、落ち着いてソフトな音が好みの場合にはツィガーヌを試してみてください。

E線 スチール・ループエンド
(E線 スチール・ボールエンド)
A線 シンセティック・マルチフィラメント/アルミ巻
D線 シンセティック・マルチフィラメント/シルバー巻
G線 シンセティック・マルチフィラメント/シルバー巻

 

ラーセン オリジナル

使った感想・音質

ラーセンの一般的な感想は、温かい感じの音色がします。

ドミナントに飽きて温もりのある音を探している時には是非試していただきたい弦です。

Amazonでは

E線 スチール・ループエンド
(E線 スチール・ボールエンド)
A線 シンセティック・マルチフィラメント/アルミ巻
D線 シンセティック・マルチフィラメント/シルバー巻
G線 シンセティック・マルチフィラメント/シルバー巻

楽天、ヤフーではE線ゴールド巻き

E弦:ゴールド巻き、ループ・エンド

A弦:スパイラル合金コア/アルミ巻

D弦:スパイラル合金コア/シルバー巻

G弦:スパイラル合金コア/シルバー巻