電子楽譜を始めるうえで、まず悩むのが「どのタブレットを選べばいいのか？」という点。
この記事では、楽譜表示に最適なタブレット選びのポイントを初心者にもわかりやすく解説します。
目次
1. 【サイズ】A4相当（10.9インチ以上）が基本
演奏中の視認性を考えると、A4相当のサイズ（10.9〜12.9インチ）が推奨です。
| 用途 | 最適サイズの目安 |
|---|---|
| クラシック/吹奏楽/伴奏 | 12.9インチ（iPad Proなど） |
| バンド/個人練習 | 10.9〜11インチ（iPad Air, Galaxy Tabなど） |
小さすぎると譜面が読みにくく、演奏に支障が出ます。
2. 【重量と持ち運び】バランスが重要
- 軽さ重視：iPad Air, Galaxy Tab Sシリーズ
- 大画面＆譜めくり重視：iPad Pro 12.9インチ
- 長時間リハやステージ：スタンドや譜面台の対応も要確認
3. 【筆記・注釈】Apple Pencilやスタイラスに対応しているか？
電子楽譜に書き込みをしたいなら、ペン対応は必須条件です。
代表的なペン対応モデル
- iPad：Apple Pencil（第1〜2世代）
- Android：S Pen（Galaxy Tab）やLenovo Pen
実際の使用感や遅延の有無は、レビューでのチェックがおすすめです。
4. 【譜めくり】Bluetoothペダルとの相性
譜めくりを足元で操作したい場合、Bluetoothペダルとの互換性も確認しましょう。
おすすめペダル：
- AirTurn PEDpro
- PageFlip Firefly
- iRig BlueTurn
iOSもAndroidも基本対応していますが、接続安定性には個体差があるので、レビュー重視。
5. 【OS選び】iPadとAndroidの違い
| 項目 | iPad | Android |
|---|---|---|
| アプリの選択肢 | ◎（forScoreなど専用あり） | 〇（MobileSheetsなど） |
| ペン精度 | ◎ Apple Pencil対応 | △ モデルにより差 |
| コスパ | △（高価） | ◎（選択肢が多い） |
初心者で迷ったらiPad（第9〜10世代）からのスタートがおすすめです。
まとめ｜「A4サイズ・ペン対応・譜めくり可能」が基本3要素
電子楽譜を快適に使うには、以下の3つを押さえたタブレット選びが鍵です。
- A4サイズ以上の画面
- スタイラスペン対応
- Bluetoothペダルとの互換性
👉 次の記事では、実際のおすすめ端末を比較して紹介します。