子供の習い事に音楽系がおすすめなのは何故か

子供の習い事に音楽を選ぶ理由

子供が少し大きくなってくると、「この子に合った習い事は何だろう?」と考えはじめる時がやってきます。

 

運動系の習い事も身体と精神を強くしてくれるのでおすすめですが、ここでは、小さい頃からピアノやバイオリン、ギター、フルートなどの音楽系の習い事がどうしておすすめなのかを説明します。

 

この記事で分かる事
子供の習い事にピアノやバイオリンの音楽系の習い事がおすすめな理由

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習い事をするなら音楽がおすすめの理由

ピアノやバイオリンなどの音楽系の習い事は、子供たちの脳の発達、感情の発達、社会的な発達に大きな影響を与えることが知られています。

 

音楽系の習い事が子供の成長にどのように良い影響を与えるのか、そして音楽が人生にどのような影響を与えるのかについて詳しく説明します。

音楽系の習い事で作れる規則しい生活習慣

ピアノやバイオリンなどの音楽系の習い事は、家で練習をすることが必要なので、初めはとりあえず楽器の前に座る、バイオリンなら楽器を構えて立つところから始め、少しずつ練習時間を、30分、1時間と伸ばしていくことで、毎日同じことを繰り返す習慣がつきます。

 

毎日一つの事(音楽の練習)に向き合う習慣をつけておくことで、大きくなった時、何かを「やると決める」と毎日の習慣として淡々とやる事が出来る人になっている事が多いです。

毎日の規則正しい習慣づけは、勉強をする時にも役に立ちます。

 

知的発達への影響

ピアノやバイオリンなどの音楽系の習い事は、左手と右手は違う動きをしながらリズムを正確に刻みメロディーを演奏するという、多くのタスクを同時に考えて身体を動かし演奏をするので、脳の複数の領域が活性化され、総合的な知的能力が向上し記憶力や集中力、問題解決能力が向上することが分かっています。

 

幼稚園生、小学生などが楽器を演奏している姿を見ると、楽譜と睨めっこをしながら左手はこう動かして、右手はこうで、、、と頭の中がフル活動している姿がとても微笑ましいことがあります。

そして、思うように出来たときの「出来た!」という達成感は、喜びを与えてくれます。

 

音楽系の習い事が与える情緒的発達への影響

音楽は情緒的な発達にも大きな影響を与える事が分かっています。

 

音楽を通じて感情を表現することは、子供たちが自分の感情を理解し、コントロールする能力を養うのに役立ちます。

 

例えば、悲しいメロディーを演奏することで、子供たちは自分の悲しみを表現して自分の中にある悲しみを開放したり、スキップするような楽しい曲は楽しく弾くことで音楽を楽しんだり、色々な曲で色々な感情を表現することでストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすことも知られています。

 

これにより、子供たちは情緒的に安定し、ストレスに対処する能力が向上すると言われています。

 

とはいえ、時には思うように楽器が弾けなくてストレスになることもありますが、出来ないをいかに出来るようにするかを教えてもらい、考え、何度も試して出来るようにすることで、問題解決能力が向上し、これらの能力は音楽以外でも活躍してくれます。

 

音楽系の習い事が与える社会的発達への影響

音楽系の習い事は、社会的な発達にも役立ちます。

 

音楽を通じて他の子供たちと一緒に演奏することで、協力やコミュニケーションのスキルが養われます。

例えば、他の人と一緒に合奏をしたり、室内楽、オーケストラ、バンドを結成したりすることで、他のメンバーと協力し、調和を保つことが求められます。

これにより、子供たちはチームワークやリーダーシップのスキルを身につけることができます。

 

また、音楽は社会的なつながりを築く手段としても重要です。

例えば、音楽イベントやコンサート、発表会に参加をすることで、新しい友人を作ったり、コミュニティの一員としての意識を高めることができます。

 

例えば、アマチュアオーケストラなどの楽団に参加をすると、音楽という共通の趣味を通じ年齢を超えても友人を作る事が出来る事があります。

音楽が人生に与える影響

音楽は子供たちの成長だけでなく、人生全般にわたって多くのポジティブな影響を与えます。

 

小さい頃から練習するピアノやバイオリンは、親子で練習することが多いので、親子で過ごす時間が増え、大きくなった時に良い思い出として残っている事があります。

もちろん、親がうるさすぎて嫌になってやめて良い思い出ではないという方もいらっしゃいますが、子供時代を親と一緒に過ごす時間はとても貴重な時間です。

 

また、音楽は文化や歴史を理解する手段としても役立つことがあります。

 

例えば、ヨーロッパの音楽でもドイツ、フランス、スペイン、イタリアなど、色々な国の作曲家の音楽を学ぶ時に「作曲家が育った背景、作曲した当時事、どのような時代背景だったのか?」を先生や他の大人から聞いたり、自ら学んだりすることで、子供たちは世界に興味を持ち、色々な文化があることを知り、異なる視点を理解する能力を養うことが出来ます。

 

さらに、音楽は生涯にわたって楽しむことができる趣味となり、プロの音楽家にならなくても、将来音楽を聴いたり演奏したりすることで、ストレスを軽減し、リラックスをすることもできます。

感性を養う

音楽を学ぶことで、美しい音やどうしたらセンス良く演奏出来るかなどを考える機会も出て来るので、美意識を育むことも出来ます。

 

そして、作曲家は自然の音や人生の中の楽しさや悲しさを表現している事が多いので、悲しい響き、美しい響き、清らかな響きはどうやって表現したら良いかを考えたり、

音のカラーを探すのに夕暮れ時の綺麗な空の色、風の音、自然の美しさを表現しようと、忙しく生活していると気づかないことに敏感になれることがあります。

 

音楽を聴くことで元気をもらったり、豊かに生きる技を得られたりもします。

まとめ

音楽系の習い事は、

・毎日の規則正しい習慣づけに役立つ

子供たちの知的、情緒的、社会的な発達に多くのポジティブな影響を与える

音楽は人生全般にわたって彩を与えてくれる

・自己表現力を養うことが出来る

音楽を通じて歴史や色々な文化を理解し、視野を広めることが出来る

・音楽は精神的な支えになってくれることもある

 

日本に住んでいた頃も音楽を習っていて良かったと思っていましたが、海外で生活してみると、音楽つながりで助けてもらうことがあったり、言葉が通じない時でも音楽という共通の趣味で一緒に演奏をしたり、音楽を通じて色々な国の人達、色々な年齢の人たちと繋がれるという事を痛感しています。

音楽を習わせてもらって良かったなと親に感謝しています。