ヴィヴァルディ 冬 バイオリン 難易度

バイオリン曲の難易度については、

・速い曲が得意な人

・歌うのが上手ない人

・弓を飛ばすのが上手な人、、、、

等々、得意不得意があるので、曲をやる時期、順番などは人によって違います。

 

しかし、大体の目安が分かりたいという方が多いので、曲の難易度、どんなことを勉強するかをまとめました。

ヴィヴァルディ 冬 バイオリン 難易度

ヴィヴァルディの四季の中で冬か春が一番弾きやすいと思います。

 

重音が多いので秋が一番難しく感じますが、左手の形を綺麗に整えて重音練習をしておけば秋も比較的弾きやすい曲です。

比較的弾きやすいと書いたのは、サンサーンスのバイオリンコンチェルトやベートーヴェンソナタのような「バイオリンで弾きにくいパッセージ」が出てこないので弾きやすい。

 

なので、左手の基礎がきちんと出来ていれば弾け、左手の基礎が出来ているか見る事が出来るからと、バロック時代の曲をどう表現するかを見れるからか、小学生の国際コンクールの課題曲になったりします。

 

いつ頃始められる?

アッコーライのバイオリンコンチェルトで少し重音が出てきて、アッコーライのバイオリンコンチェルトの前から少しずつ重音練習をしておくと、少し難しいけれど取り組めます。

 

どんなテクニックが必要?

左手

速く、音程を外さずに弾くには、左手は一つ一つ音を取らずに重音で取る部分があります。

なので、Sevcik OP-9などで重音の練習をはじめ、左手が重音を楽に取れるようになってから始めると比較的早く仕上がります。

右手

スピッカートが出来るようになっていると

 

 

バロック時代の家具を見てみると分かると思いますが、家具のラインは真っすぐではなく曲線だったりゴテゴテと装飾が沢山ついています。

家具と同様バロック時代の曲もゴテゴテな装飾を自分で施して弾くので、2楽章は自分でデコレーションをつけて弾くと面白いと思います。

 

ヴィヴァルディの四季を弾く時に役に立つ教本、本

ボーイング教本

スタッカートやスピッカートなどの飛ばす練習が出来ます

重音を弾く手を作るための教本

特に8度、6度、3度の練習をしておきます。

2,4度は後でも構いません。

楽譜

ベーレンライター社がおすすめですが、運指を自分で考えられなかったり、先生に聞けない場合、ペータース版の方が弾きやすい可能性がありますが、この2版では何か所か音の違いがあるので、出来ればべーネンライター社をおすすめします。