楽譜タブレット-運用の実例:スキャン〜演奏活用

電子楽譜タブレット、スキャンしてPDF

■ 電子楽譜の使い方ステップ例

著作権の切れた楽譜

電子楽譜が便利なのは、オンライン上の楽譜をダウンロードしてすぐに見ることが出来るところです。

作曲者の著作権が切れたもの、または出版社の版権が切れているものが掲載されているサイトは有名で、多くの音楽家が使っています。

IMSLP: Free Sheet Music PDF Download

注意点

・楽譜が古いので、ミスプリントがあることがある

・クラッシック音楽は流行があり、昔の楽譜のボーイングや運指では時代遅れということもあるので、注意が必要

メリット

初版や手書きの楽譜があることがあり、どんな場所からでも貴重な楽譜を見る事が出来る。

どう弾くか考える時に色々な版を比べることで、色々なバイオリニストの考え方が分かり参考になる。

 

紙の楽譜をスキャンしてPDFにする

  1. 紙の楽譜をスキャン
    スマホのスキャンアプリ(CamScanner や Adobe Scanなど)を使ってPDF化します。CamScannerはPDFにするだけなら無料で使えます。
  2. PDFを電子楽譜アプリに取り込む
    forScore(iPad)、MobileSheets(Android/iOS)など、お使いのアプリにインポートします。
  3. 書き込みやページ設定
    タッチペンで指番号・強弱記号などを書き込み。曲ごとのセットリスト(演奏会で弾く順番にまとめる)管理も可能です。
  4. 譜めくり方法を設定
    Bluetoothペダルや画面タップで譜めくり操作を快適に。

■ 活用のヒント

電子楽譜タブレットには専用ペンで書き込むことが出来て、オンラインで複数の人へ送れることです。

そして、送られた人もすぐに見る事が出来るので、オーケストラのパート練習の時にも便利です。

  • クラウド連携(DropboxやGoogle Drive)で、複数端末で共有も可能

■ 初心者向けガイドリンク

👉 初心者のための電子楽譜スタートガイドはこちら