何年も海外留学に憧れて実際に留学をしてみたら
「こんなはずじゃなかった!」
「思うような結果が得られなかった」とならないためには、音楽で海外留学をする際の先生選びはとても重要です。
何故なら、有名な音楽学校に行っても、自分が得たいものを与えてくれる先生がいなければ、満足した留学生活にはなりません。
どの学校へ行くかよりも、音楽で留学する時にはどの先生に師事するかが重要となります。
本記事はプロモーションを含みます。
留学時の先生選びのポイント
1. 目標を明確にする
まずは自分の目標を明確にします。
例えば、
・音の深さを追求したい、歌い方のセンスを磨きたい、何かの技術を向上させたいなど何か特定の事を向上させたい
・世界的に大きなコンクールで良い成績を残したい
・プロの演奏家になり世界の舞台で活躍したい
・入りたいオーケストラがある
・バロック時代の音楽を究めたい
等々、自分が得たいものを明確にします。
何故なら目標が明確であれば、それに合った先生を見つけやすくなるからです。
2. 自分の得たいものを持っている先生探し
自分の目標が決まったら、それを与えてくれることが出来る先生を探します。
2-1. 自分で探す場合
例えば、自分が目標としている音楽性を持っているソリストに出会ったら、そのソリストを育ててくれた先生を探すか、そのソリストがどこかの学校やマスタークラスで教えていないかを調べ、マスタークラスで教えていれば、マスタークラスへ申し込み、習ってみます。
習いたい先生がマスタークラスで教えていない場合、教えている学校が分かれば、一度レッスンをしていただきたい旨をメールなどで自分の経歴、YouTube動画などを添えて送ります。
バロック時代の音楽を究めたい場合、バロック時代専門の先生を探す、コンクールの場合は、過去の入賞者がどのような先生に習っていたかを調べ、知り合いを通じてコンタクトを取るか、先生に直接連絡をします。
ちなみに、私は日本のマスタークラスで教えていただいた先生の中から「この先生にもっと習いたい」と思った先生を訪ねてヨーロッパ留学をしました。
2-2. 先生に紹介してもらう
現在習っている先生や音楽関係者に相談に乗ってもらい、先生を紹介してもらう方法もあります。
先生や知人に紹介してもらうメリットは、先生は自分の生徒の事と紹介する先生の事を良く知っている場合、この生徒に足りないものを補ってくれるのはこの先生と分かる事があるからです。
ヨーロッパでは夏になると色々なマスタークラスが開催されるので、色々なマスタークラスに参加をしてどの大学へ進みたいかを考える生徒さんもいれば、先生に紹介してもらい大学を決める生徒さんもいます。
3. 体験レッスンを受ける
習ってみたい先生が見つかったら、可能であれば、マスタークラスなどに参加をしたり、紹介をしてもらい体験レッスンを受けてみます。
実際にレッスンを受けると、先生との相性や指導方法が自分に合っているかを確認できます。
4. 奨学金やサポート制度を確認する
学校が提供する奨学金やサポート制度があるか確認します。
これにより、経済的な負担を軽減し、学びに集中できる環境を整えることができる可能性があります。
まとめ
音楽で海外留学をする際の先生選びは、重要なステップです。
目標を明確にし、体験レッスンを受けることで、自分に最適な先生を見つけることが出来ます。
これらのポイントを参考にして、素晴らしい音楽留学が出来ることを祈っています!