「英語の試験があるけれど、何から勉強して良いか分からない」、「勉強をしているけれど全然英語の成績が上がらない!」筆者も中学生の時に英語が苦手でした。
しかし、大人になって英語を勉強してみると英語の勉強方法が間違えていたことに気づいたのです。
元インターナショナルスクールの教師から誰でも英語が出来るようになる勉強法を教えてもらったので、公開しておきます。
勉強方法が間違えていたらいくら勉強しても分かるようにはなりません。
そして、分からない事を勉強し続ける事ほど大変で楽しくないということはありません。
まずは、この勉強方法を実践してみてください!
勉強が続かないという人は英語の塾やオンライン英会話を申し込んで嫌でも勉強する環境を作ってください↓
中学生の試験対策・英語の勉強方法
2021年度から中学校で「新学習指導要領」が始まり、今までに比べると英語の授業で要求される能力がグッと上がり、授業についていかれないという子が多くなっているようです。
「新学習指導要領」では、単語数が多くなっただけではなく、
- 聞くこと=リスニング
- 読むこと=リーディング
- 話すこと(やり取り)=コミュニケーション
- 話すこと(発表)=スピーキング
- 書くこと=ライティング
英語でやり取りしたり、自分の意見を述べたり。
勉強することが増えて大変そうですが、語学は覚えれば誰でも話せるようになるので、勉強のコツが分かれば英語で話すことはさほど難しくはありません。
英語勉強のコツ
語学は短期間では覚えられないので、まずは、毎日少しずつ英語の勉強時間を作る所から始めます。
10 分→ 15分 → 30分 → 1時間、試験前はもう少し増やすなど臨機応変に時間を変えますが、学校への行きかえり、もしくは家に帰った時、夜寝る前など必ず毎日単語帳を見る時間を作り、少しずつ単語を文章で覚えます。
単語
中学校で必要な単語数は1800語。
自分で教科書の単語を書き出しても良いですが時間が勿体ないので、参考書の単語、文章ごとひたすら覚えます。
文章で覚えておくと、文を書く時、話すとき、そのまま使えますし、単語を変えるだけで色々な文が出来応用がききます。
この時、出来れば主語、述語、目的語を意識すること。
主語と述語だけ色分けしても分かりやすいです。
文法
文法は覚えないと文法ミスで減点になってしまうので、少しずつ覚えます。
主語、述語、目的語、副詞などを意識して覚え、パズルのように入れ替えられるようにします。
リスニング
リスニングは英語を聞く耳を育てないと英語を聞き取れないので、好きな映画(出来るだけ日常のドラマのようなもの)を何度もサブタイトル付きで観て英語を聞く耳を養います。
好きな映画がなければ、英語の参考書のCDをひたすら聞くのですが、聞き流さず、脳みそを使って全ての単語を聞き取ろうとし、真似して口に出して発音します。
鏡の前で英語で話してみると良いそうです。
リーディング
とにかく声に出して読むこと。
英語を読み慣れていないと、読むペースが遅いので、それだけで不利になります。
毎日5分英語を読む時間を作り、少しずつリーディングにあてる時間を増やしていきます。
ライティング
ライティングは、質問に対して本当の事でなくても構わないので、正しい文で書くことが大切です。
なので、色々な文を書いて覚えておき、出来るだけ正しい文を組み合わて質問に答えるようにします。
「あなたは昨日何をしましたか?」という問題に、昨日した事ではなく、「私は昨日公園へ行きました。」など知っている文で答える事が試験で良い点を取るコツです。
友人と話している時には文法が間違っていても、自分の言いたい事を伝えようとしますが、試験ではあなたの事が知りたい訳ではなく、正しい文法を知っているか、正しい単語の使い方が出来るかなどを見るので、スペルまで完璧に知っている文で書きましょう。
コミュニケーション能力
単語を覚える時に文で覚えておくと、コミュニケーションをする時に覚えた文章ごと使えたり、単語を少し変えて使えます。
しかし、コミュニケーションだけは誰かと会話することに慣れておくと試験で有利です。
オンラインで英語を学べる時代ですので、毎日の勉強は一人でしますが、週に1-2度はオンラインで英会話やライティングを英語のプロに見てもらうことをおすすめします。
まとめ
読んでいて途中で気づいたのではと思いますが、英語勉強のコツは、毎日コツコツとです。
そして、色々な本を買わずに1冊をとにかく何度も何度も勉強すること。
初めは大変ですが、毎日英語に触れることを習慣づければ英語は分かるように、話せるようになります。
自分で英語の時間を作れないという場合は、オンライン英会話の予定を入れるなど、英語を勉強する環境を作ることも大切です。