イタリア語のe,è,éを分かりやすく解説!

イタリア語 オンライン講座

イタリア語に出てくる「e,è,é」。

覚えてしまえば簡単ですが、イタリア語を習い始めたばかりの頃は、なんでeが3つもあるのー!と思ってしまいますよね。

私も使い分けるまでに苦労した一人です!

でも、覚えてしまえば簡単ですので、何度も使って覚えましょう!



イタリア語のe,è,éの使い分け方

接続詞のe

これが一番簡単で、接続詞なので、単語を繋げるときに使うと覚えれば簡単!

bello e buono 美しくて美味しい(美しい そして 美味しい)

Carlo, Giulio, e Luigi sono arrivati. カルロ、ジュリオ、そしてルイージが到着しました。

Luigi e Marco. ルイージとマルコ

ややこしいè,éの違い

イタリア人でも書くときに少しややこしいと思う人もいるèとé。

違いは、アクセントなんですが、地域によってはさほど違いが分からない事もあり、書くときè,éにどっちだったけ?となってしまう人もいるようです!

もちろん、イタリア語を始めたばかりで日本語にないアクセントを聞き分けることが難しかった私、日本人にとってもかなり苦労しました!

èはグレイヴ・アクセント

イタリア語ではaccento graveと言い、直訳すると重たいアクセントとなります。

重たいアクセントといっても、発音の仕方は、開口音で、特に喉を開き、喉を響かせる感じの音。

喉を手で触って響いているか響いていないか確かめると分かりやすいかもしれません。

では、èはどんな時に使うのでしょうか?

Marco è  マルコは~です。(動詞essere3人称単数の現在形)

caffè, tè コーヒー,紅茶 (最後の音節にアクセントがあり強くなります)

cioè, ahimè つまり、悲しいことに

bebè, bignè, lacchè, bidè  赤ちゃん、シュークリーム、ラッケー(道路で主人の馬車の前または後ろで仕事をした使用人)、ビデ(フランス語からイタリア語になったもの)

éはアキュート・アクセント

イタリア語ではaccento acutoと書き、直訳すると鋭いアクセントと訳します。

鋭いと聞くと、開口音と勘違いしそうですが、閉口音で、喉を閉めて響かせない短い響きとなります。

顔はそのままで床に息を吹きかける感じで発音すると閉口音が出ます!

では、éはいつ使うか見て見ましょう!

perché, affinché, accioché

poiché, dopodiché

ventitré, trentatré (3のつく数字)

rifletté(passato remoto 大過去)

Lucia pensa sempre a sé ルチアはいつも自分の事を考えている。( se stessoでは使わない)

né bianco, né nero.

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