コロナウイルスの影響でコンサート会場へ行く機会が減った今、生演奏の臨場感あふれる高音質で音楽を楽しみたいという人は多いのではないでしょうか?
私は、生演奏に近い音で音楽を楽しみたいというのもありましたが、バイオリンを習っている娘には高音質の演奏を聴いて耳を育てて欲しいと、ハイレゾ音源対応のヘッドフォンをコロナウイルスとは関係なく購入しました。
ハイレゾ音源を聴くために買ったのですが、使ってみると、ハイレゾ音源だけではなく、他の音源でも音質が全く違いこれは買って正解と思ったので、ご紹介します!
ハイレゾとは?
今まではCDが主流だったので、私も最近知ったハイレゾ音源という言葉。
手っ取り早く言うと、CDよりもかなり生演奏に近い音で音楽を楽しめる音源です。
CDやハイレゾ音源は、原音をデジタル化したものなのですが、ハイレゾ音源はCDと比べるとより細かくデジタル化して保存し、音の情報量をほぼ音源と同じくらいまで保存できるそうです。
なので、ハイレゾ音源は今までCDに入りきらなかった音の情報量を保存しているので、「音の太さ、繊細さ、置く良き、圧力、表現力」が断然違い、アーディストの息遣いやライブの臨場感などCDには保存しきれなかった音源も再現できるようになったという音楽好きがまさに待っていたものです!
一般的なヘッドフォンは人間が正確に聴き取れる20Hz〜20kHzなのですが、40kHz以上のより高音を鳴らすことができるものをハイレゾ対応ヘッドフォンと定義されています。
人間は20KHzまでしか聴き取れないなら、40KHzなんて必要ないと思われがちですが、測定値のスペックに余裕があるほど、自然な臨場感を感じやすいそうで、本当に高音質です!
ちなみに、左値(4Hz)が小さいほど低音が聞こえ、右値(40kHz)が大きいほど高音が聞こえるヘッドフォンです。
CDの情報量は「44.1 kHz/16bit」ですが、ハイレゾは約6.5倍もあります! ハイレゾ音源は「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」が主流なので、「192kHz/24bit」の場合、CDの約6.5倍の情報量をもっていることになります。 |
ハイレゾ音源を聴くために必要なもの
ハイレゾ音源を聴くには、
- ハイレゾ対応ヘッドフォン
- 音楽再生機器もハイレゾに対応している必要があります。※アイフォンでは、ハイレゾ音源を聴くアプリをダウンロードするとハイレゾ音源を聴けるようになります。
- ヘッドフォンと再生機器を用意したら、ハイレゾ音源をダウンロードして初めてハイレゾ音源で楽曲を楽しめます。
ハイレゾ音源対応ヘッドフォンを選ぶ時に気を付けたいこと
ハイレゾ音源対応ヘッドフォンには、様々なタイプがあり、迷ってしまうほど!
何を基準に選ぶかは、どのような音が欲しくてどこで使うかを考えると選びやすいと思います。
例えば、家で使用したいのか、外で使用したいのか、もしくはデザインを重視するのか、コスパを重視するのか等々。
選ぶ時の参考に種類を見ていきましょう。
装着タイプ
オーバーイヤー型
耳をすっぽりと覆うタイプなので、音漏れしにくく通勤電車の中などにおすすめです。
遮断性が高いので音楽に集中できるのですが、歩きながら使うのは外の音をかなり遮断してしまうので外の音が聞こず危険です。
オンイヤー型
耳の上に乗せて使うタイプ。
比較的安く、コンパクトで持ち運びに便利なのですが、オーバーイヤー型と比較して遮音性が低く、音漏れしやすい、耳を押さえる形なので、長時間の使用は疲れることもあるのが難点。
外側のカバー(ハウジング)
密閉型の特徴
イヤーパッドの反対側にある「ハウジング」部分が完全に塞がれているもの。
音漏れしにくく周囲の音も気にすることなく音楽を楽しむことが可能です。 ハウジングの中にある空気を利用して力強い低音が響くようになっているので、臨場感のあるサウンドを実現します。
高音に弱いこともありますが、低音を重視している方、周囲の音が気になる場所での使用や音漏れさせたくない人におすすめ。
オープン型
イヤーパッドの反対側にある「ハウジング」部分がメッシュ仕様などで密閉してないものです。
音に広がりがある、高音に伸びがありクリアなサウンドになるのが特徴的です。
装着感が軽いので長い時間の使用に適しています。
音漏れするので外での使用には向いていませんし、周囲の音も聞こえるので、静かな部屋で高音域を重視している方におすすめ。
セミオープン型
イヤーパッドの反対側にある「ハウジング」部分に小さい穴を開けることで高い遮音性と高音質なサウンドを実現しています。クローズド型とオープンエア型の中間で、両方の良い部分を兼ね備えてますが、クローズ型より音漏れがあり、オープン型より高音域はびがないというデメリットも。
多少のの音漏れがあるので室内での使用におすすめ。
ノイズキャンセリング
ハイレゾ対応ヘッドフォンを検索すると、ノイズキャンセリング機能付きとなしがあります。
ノイズキャンセリングとは、ヘッドフォンに内蔵されたマイクが周囲の騒音を拾い、その音と逆の音を出力させることで騒音を聞こえにくくする機能です。
例えば、飛行機や電車など騒音のある場所で使うには便利そうですが、ノイズキャンセリングのスイッチを押すと騒音が消えるけれど、息苦しい感じがするという意見があったので、私は迷った末にノイズキャンセリングなしを選びました。
おすすめハイレゾヘッドフォンはこれ!
散々迷って検討して選んだのはソニーの ワイヤレスヘッドホン
h.ear on 2 Mini Wireless WH-H800!
ソニー ワイヤレスヘッドホン h.ear on 2 Mini Wireless WH-H800 : Bluetooth/ハイレゾ対応 最大24時間連続再生 密閉型オンイヤー マイク付き 2017年モデル ペールゴールド WH-H800 N 17,500円【アマゾンで商品を見る】
選んだ理由
まず、音質が良いからと勧められたのは、オープン型でした。
しかし、商品説明を読むと、オープン型は音が外に聴こえるし、外の音も聴こえるということで、外で使いたい場合に適さないと分かり、まずは密閉型を買い、オープン型はその次かなと思いました。
価格的にもオープン型は高いので(今は安くなっていますが、私が購入した時には5万円台でした)、1台目なのでまずは密閉型から。
その次に重視したのは、音質。
色々なメーカーの商品を比べた時、ソニー独自の「DSEE HX」という技術を採用しているので、ハイレゾに対応していないデバイスでもハイレゾ相当の高音質が楽しめるということ、コンパクトで軽く、そして見た目がお洒落!
ワイヤレスで使え、10分の充電で90分使用できるというのも嬉しいポイントです。
マイクを内蔵しているので、ハンズフリー通話にも対応。デバイスを取り出すこと無く、電話をすることが可能。
とはいえ、電話では一度も使ったことはありません。
5種類のカラーがあり、女性にもおすすめのかっこいいモデルになっているので、デザイン性でも高い評価を獲得しています。
使ってみた感想
・開けた瞬間にやっぱりこれにして良かったと思うほどデザインがいい!
・装着感は耳に当たる部分が柔らかく、長時間装着しても疲れない。
・思っていたよりもコンパクトで持ち運びも可愛い袋がついていて便利。
・ハイレゾ対応していない音源でも普通のヘッドフォンで聴くよりも断然音質が良い。
・コンパクトなので、子供が使っても丁度良い大きさで娘と取り合いで使っています!
デメリット
・耳にピッタリくっつき外の音をかなりシャットダウンするので、集中して楽曲を楽しめるのですが、歩きながらでは外の音が聞こえず危険です。
我が家は家の中、バスや電車の中、外での使用は歩いていない時、歩いている時には片耳を少し外して使っています。
・コードの接続がちょっと緩いので抜けやすく不便(もしかしたら私だの不良品だったのかも)。
ワイヤレスで使っているので問題なく使っていますし、2万円以下でこの品質なら大満のです!
外では使用しない人におすすめの1品
外には持ち運ばないし、家の中で思い切り音楽を楽しみたい方にはこちらもおすすめです!
私が次に家専用に購入したいと考えている、オープン型ハイレゾヘッドフォン。
レビューで多くの人が、「この音質を考えれば、買って後悔はしない。」と書いてあり、是非このヘッドフォンでクラッシックを聴きたい1品!
audio-technica エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ATH-AD1000X 35,813円【アマゾンで商品を見る】
商品の寸法 | 30.5 x 12.7 x 20.3 cm ; 680 g |
発送重量 | 676 g |
ケーブルの長さ | 3 m |
カラー | ブラック |
形状 | ヘッドホン ヘッドバンド |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハイレゾ対応ヘッドフォンは、装着タイプ、外側のカバーのタイプ、ノイズキャンセリングがあるかないか、ワイヤレスがあるかないか、種類がありすぎて迷ってしまいそうです。
今回紹介したSONYのh.ear on 2 Mini Wireless WH-H800は、どんなシーンでも使えるので、初めてハイレゾヘッドフォンを購入するのに一押しの商品です。
どこで使うか、どんな音が欲しいのかによってあなたの満足するヘッドフォンを探してくださいね!